ゾク×ゾクのドールミステリー誕生―『ドールハウス』の新キャストが発表され、併せて予告映像が解禁された。

主演を務める長澤まさみが脚本の面白さに出演を熱望したという本作は、110分の間、怒涛の展開を見せるノンストップの“ドールミステリー”。脚本・監督を務めたのは、『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』など、誰もが楽しめる上質な娯楽作品を次々と世に送り出してきた矢口史靖監督。愛らしい人形が一転、家族を翻弄してゆくスリリングな面白さはもちろん、人形に隠された秘密が徐々に解き明かされる謎解きミステリーの醍醐味もあり、冒頭からぐいぐい観客を引き込んでいく、息もつかせぬストーリー展開に加えて、多彩な演出ノウハウが惜しみなく盛り込まれた映像は仕掛けも満載。これまでのミステリー映画とは一線を画す、新しくクールな映像体験にゾクゾクとする戦慄が止まらないこと間違いなし。そして、予測もできない驚きのラストが待ち受ける。

長澤まさみ演じる主人公・佳恵の夫で病院の看護師として働きながら、佳恵と共に人形の謎に迫っていく忠彦役を務めるのは瀬戸康史。瀬戸とは『コンフィデンスマンJP』をはじめ共演経験がある長澤は、瀬戸との共演について長澤「瀬戸さんとの共演は何回かあるんですが、対峙するような役柄で演技をしたことがないのですごく楽しみだなと思いました。信頼がお互いある気がしていて、夫婦の役なので当たり前の感覚みたいなものを現場でお互い感じながら、監督と相談しながらこの作品でしかできない空気感をちゃんと作り出せたらいいなって思ってます。」と語っている。また自身が演じる本作の主人公の佳恵については、長澤「母として、妻として一生懸命生きている人。普遍的な家族の姿や日々の姿があることを演じながら、どうなっていくんだろうって感じです。」と普通の主婦が人形の謎に巻き込まれていく本作への期待感を語った。

一方の瀬戸は長澤との共演について、瀬戸「大好きな女優さんです。天才だと思っているんですけど、その天才の裏にはすんごい努力がある人だというのを感じています。どの作品でも。」と共演の喜びと共に現場で見た長澤の一面を明かした。矢口監督の印象については、瀬戸「『スウィングガールズ』はじめ、ほっこり笑顔になれて感動できるのが矢口作品の魅力の一つなのかなと思ってて、笑いと対極にある恐怖みたいなものを矢口さんがどう作品に落とし込むのかとっても興味があります。この役は矢口監督が“僕みたいな適当さ”“僕みたいな軽さ”っておっしゃっていたんですよ。参考にしている人物は矢口さんかもしれない。」と意外な役作りの裏側を明かした。

さらに、佳恵(長澤)と忠彦(瀬戸)の前に現れる呪禁師(じゅごんし)・神田役として田中哲司、私服警官・山本役で安田顕、忠彦の母親で息子夫婦を心配する鈴木敏子役で風吹ジュンの出演情報も発表された。実力派俳優陣が演じる役がどのように人形の“謎”に関わっていくのかに注目だ。

併せて予告映像が解禁された。ティザービジュアルで描かれていたかわいいながらもどこか変な人形の“謎”がベールを脱ぐ―。ある日、不幸な事故により最愛の娘を亡くし哀しみに暮れる主人公・佳恵は、骨董市で娘によく似た愛らしい少女人形を買い我が子のようにかわいがり、やがて元気を取り戻していく。

しかし、佳恵と忠彦の間に新たな娘・真衣が生まれると、夫婦は真衣を可愛がり人形に見向きもしなくなり、その頃から一家に奇妙な出来事が次々と起こりはじる。枕元によじ登ってきたのが我が子と思いきや、明かりをつけるとそこには人形の姿が…。この人形・アヤは誰が作ったのか?佳恵と忠彦は専門家とともに人形の出自に迫っていくが…。果たして人形に隠された秘密とは何なのか。そして、解き明かされる衝撃の真実とは?映像のラストには長澤まさみの絶叫する場面も収められており、豪華キャスト全員が翻弄されていくゾクゾクの“ドールミステリー”に期待が膨らむ映像となっている。

特報映像(約30秒ショートver.)
予告映像(約90秒ロングver.)

『ドールハウス』は2025年6月13日(金)より全国東宝系にて公開
原案・脚本・監督:矢口史靖
出演:長澤まさみ、瀬戸康史
 田中哲司
 池村碧彩、本田都々花、今野浩喜、西田尚美、品川徹
 安田顕、風吹ジュン
配給:東宝
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