HYの名曲「366日」をモチーフにした全く新しい映画オリジナルストーリー『366日』の沖縄での撮影の裏側を映した特別映像“沖縄Vlog”が解禁された。

2003年、沖縄に住む高校生・湊(赤楚衛二)は、同じ高校の後輩・美海(上白石萌歌)と出会う。同じ音楽が好きな2人は自然と惹かれ合っていき、湊の卒業式の日に告白し付き合うことに。母を病気で亡くし、音楽を作るという自分の夢を諦めかけていた湊だったが、「いつか湊先輩が作った曲、聴きたいです」という美海の言葉に背中を押され、東京の大学へ進学。2年後、美海も上京し湊と再会、東京での2人の幸せな日々が始まる。音楽会社に就職が決まった湊と、通訳という自分の夢に向かって頑張る美海。「こんな幸せが、365日ずっと続きますように」そう願っていた2人。しかしある日、湊は突然別れを告げ、美海のもとを去ってしまう――。沖縄と東京という2つの都市を舞台に、20年の時を超えた、切なすぎる純愛ラブストーリーが誕生する。

今回解禁された特別映像は、東京と沖縄を舞台に紡がれる本作の、沖縄パートの撮影風景を切り取っている。真夏の沖縄での撮影初日は、HYの母校でもあるうるま市・与勝高等学校での撮影からスタート。「制服楽しいです!」と高校時代の撮影への意気込みをみせる赤楚。同じく制服に身を包んだ上白石、中島は、新城監督に「高校生だよ!」と声をかけられると、「フレッシュにね!」と互いに声を掛け合い撮影に臨む。沖縄の広大な海と空が広がる平安座海中大橋での撮影は、このシーンのために道路を一時封鎖して行われた。

今帰仁村にある赤墓ビーチでの撮影の合間には、沖縄の自然と触れ合う赤楚、上白石の姿も。大宜味村を訪れた中島も、沖縄の空気を満喫している様子。「こんなにも沖縄にどっぷり浸かれる日々が来るなんて思ってなかったので。自然も豊かでごはんも美味しいしね」と、お気に入りのソーキそばのお店などについて語ってくれました。沖縄でクランクアップを迎えた上白石は「(インの日から比べると)4トーンくらい焼けたと思うんですけど、それもちゃんと沖縄を生きる人として存在できた証なんじゃないかな」と手応えを語った。

そして最終日、すべての撮影を終えた赤楚は「暑いです」としみじみ語りながらも「自然に囲まれたこの空気感だったり、海の青さも空の広さも、やっぱり沖縄でしか撮れないような画があるなって思うと、画の力強さ、説得力というところにおいて、本当に来れてよかったなと思います」と振り返りました。湊、美海、琉晴が沖縄の地でどのように出会い、別れ、そしてそれぞれの人生を歩んでいくのか、その結末はぜひ映画館のスクリーンにて。

沖縄Vlog

『366日』は公開中
監督:新城毅彦
出演:赤楚衛二
 上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナ
 稲垣来泉、齋藤潤、溝端淳平(友情出演)、石田ひかり(友情出演)
 国仲涼子、杉本哲太
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、松竹
©2025映画「366日」製作委員会