吉野北人 2nd写真集『Orange』表紙は「奇跡の1枚」2nd写真集は「大満足の1000点」

THE RAMPAGE 吉野北人 2nd写真集『Orange』の刊行記念イベントが1月26日（日）に都内で行われ、取材会に吉野北人が登壇した。

美しく伸びやかな声で観客を魅了するTHE RAMPAGEのボーカリスト・吉野北人の2冊目となる写真集。優しく穏やかでユーモアある人柄でも愛され、最近では俳優としての活動の場をさらに広げており、今月末には主演映画『遺書、公開。』の公開も控える。本書の撮影地はイタリア。歴史と芸術が息づくヴェネチア、カラフルな街並みのブラーノ島、ファッションと建築の都市ミラノ、北部の小さな街クレモナなど、いくつかの地を旅した。無邪気な笑顔、ふと見せる色気、美味しそうに食事をする姿など、リラックスした何枚もの写真を収録。ヴェネチアが舞台の名作映画の衣装をオマージュしたものから、カジュアルなものまで、幅広いタイプの衣装も着こなし、スタイルアイコンとしての新しい一面も披露している。タイトルの『Orange』は、今の自分の気持ちを表しており、自らが名付けた。読者の心を明るく照らしたいという思いが込められている。イタリアの温かい雰囲気と、今年さらなる活躍が期待される彼の魅力に癒され、前向きな気持ちになれる1冊。

見どころとして「表紙は奇跡の1枚」と断言する吉野。撮影前には「イタリアの夕日に照らされながら、街並みも映しながら」とイメージがあったというが、実際にヴェネチアに行くと「初日に大雨でして。撮影するタイミングで雨がやんで、曇りではあったんですけど撮影は進めていて」と明かし、「夕日は撮れないかなと話はしていたんですけど、夜ご飯に向かう途中に衣装を着て、いいところがあればとれればいいねと話していたら、ご飯を食べているときに急に曇り空が晴れて、これは絶好のチャンスだとカメラマンさんとメイクさんに急いで直してもらって撮れた1枚がこちらです。奇跡の1枚です」と熱く語った。

そんなイタリアでの撮影期間は「基本撮影していた」という吉野だが「朝5時に起きて1人でコーヒーを飲みながら散歩して、今日も頑張ろう、いい撮影になるといいなとイメージしながら、街に触れながら」と過ごしていたという。

また、お気に入りカットについては「顔が無邪気。初めてゴンドラに乗ったんですけど思った以上に揺れて」と明かしつつ、「日本では体験できない。楽しさが顔に出すぎちゃっている1枚」と語った。

発売前に重版が決定している本作だが、ファンからの反響を受けて「ちゃんとコンセプトをもって、思いをもって制作して、一生懸命頑張って作った2nd写真集なので、たくさんの方に喜んでもらえて嬉しいですし幸せです」と語った。

こだわりが詰まった写真集だが、点数をつけると「100点満点中1000点です。（100点を）越えました。とてもいい作品になっています」と自信を見せ、「自分もこの写真集を見て、好きだなと自分でも思えるし、行った時の記憶や街並みの雰囲気、ご飯の香りが一気によみがえってくる作品なので、大満足の1000点です」と語った。

【写真・文／編集部】