『愛を耕すひと』で主演を務めるマッツ・ミケルセンが本作の見どころ語る、日本の観客に向けた特別メッセージ映像が公開された。

原作は、ヤダ・ジアッセンによる史実に基づく歴史小説「The Captain and Ann Barbara(英題)」。発売前に読んだアーセル監督が感銘を受け、マッツに声をかけたことで本作の企画が動き出す。そして、『悪党に粛清を』(2014)、『ラヤダーズ・オブ・ジャスティス』(2020)など、これまで多くのマッツ出演作に携わってきたアナス・トマス・ヤアンセンも脚本に加わり、壮大で美しい一大叙事詩を見事映画化。アカデミー賞®国際長編映画賞デンマーク代表に選出、ヴアネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されるなど、北欧のみならず世界で高く評価された。中でも、マッツ演じる主人公ケーレン大尉の、荒野を覆いつくす冷たい氷がやがて溶けていくかのような繊細な感情の移ろいと、言葉以上に多くを物語る豊かな表情ひとつひとつに誰もが息をのみ魅了される―。

今回、主演のマッツ・ミケルセンから日本の観客に向けて特別メッセージ映像が公開された。マッツは、日本での公開が2月14日のバレンタインデーであることに触れ、「これは〈愛についての物語〉です」とアピール。マッツが演じるのは、退役軍人の主人公・ケーレン大尉。貧しい生まれから、25年の長い年月をかけて大尉まで上り詰めた苦労人だ。貴族の称号にこだわり、ひとり荒野の開拓に挑む彼は、目的を果たすためであれば手段を選ばない冷酷な一面を見せていたが、夫を失った女性や親から捨てられた少女ら、自身と同じく孤独を抱えた者たちとの出逢いによって、次第に心を開いていく。映像でマッツは、「ケーレン大尉が、様々な苦難を乗り越え変化していく姿にぜひご注目ください」と見どころを語っている。さらに、2015年の初来日以降幾度も日本を訪れ、親日家としても知られるマッツは「日本のみなさん、こんにちは」「観てね!」と流暢な日本語を披露。映画ファン必見の内容となっている。

マッツ・ミケルセン 特別メッセージ映像

『愛を耕すひと』は2025年2月14日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開
監督:ニコラヤ・アーセル
出演:マッツ・ミケルセン、アマンダ・コリン、シモン・ベンネビルーグ
配給:スターキャット、ハピネットェァントム・スタジオ
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