修学旅行をきっかけに、集められた6人の“1人ぼっち”たちが織りなす青春ストーリー――映画『6人ぼっち』が5月2日(金)に公開されることが決定した。

高校生活一度きりの修学旅行、それは最高の思い出になるはずだった。班決めで余り者にならなければ…。クラスメイトが次々と集まって班を決める中、誰とも班を作れなかった5人の生徒に、なぜか修学旅行当日に来た引きこもりの生徒1人を加えた6人の“ぼっち”は偶然同じ班を作ることに。広島での6人の“ぼっち”の奇妙な班行動は、思わぬ方向へと向かい始める—。かつて学生だった全世代に刺さる“青春できていない青春映画”が誕生した。

主演はネクストブレイク俳優として映画・ドラマに引っ張りだこの野村康太。6人の“ぼっち”をまとめようと奮闘する班長を演じる。不登校の生徒役には、確かな演技力で映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍し、待機作も多く、今後の活躍が期待される吉田晴登。女子高生TikToker役には、SNSのフォロワー数210万人を超えるトップインフルエンサーでもあり女優としても活躍中の三原羽衣

クラスメイトにウザがられる男子生徒役に若手注目株の松尾潤、スーパー戦隊シリーズや人気情報番組のリポーターでも活躍する鈴木美羽がガリ勉女子生徒役を演じ、おとなしく気の弱い女子生徒役を『龍が如く ~Beyond the Game~』(Prime Video)にも出演した新進気鋭の女優・中山ひなのが演じる。

また、映画・ドラマ・舞台・情報番組のレポーターなどで活躍する小西詠斗が優等生の生徒会長役を演じ、実力派コント師かが屋の賀屋壮也がクラスの担任教師役を務める。企画・脚本には『ハケンアニメ!』(22)で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した、政池洋佑が担当。監督は俳優活動の傍ら、映画制作を続けてきた宗綱弟が本作で長編映画デビューを飾る。

クラスに一人も友達がいない“ぼっち”の加山糸は、修学旅行前の班決めで、誰とも組むことができずにいた同じ“ぼっち”である5人と同じ班を組まされ、強制的に班長を任されることになってしまう。メンバーは、自己中で周りから引かれ気味のTikTokerの馬場すみれ、ガリ勉タイプで接しにくい新川琴、自慢話ばかりでウザがられている五十嵐大輔、気が弱く自分の意思を表せない山田ちえ、そして何かの理由で不登校なってしまった飯島祐太郎、いずれも一癖も二癖もある“ぼっち”の面々だった。

修学旅行の行先は“広島”。みんながヨソヨソしく「友達でもないんだし」と、別々に行動することを提案されてしまい、ギクシャクした中で自由行動がスタートしてしまう。曲がりなりにも班長としての役割を果たそうと奮闘する加山に、渋々従うメンバーたち。それぞれが行きたい場所を順番に周るという提案に従って行動することになるのだが、広島での修学旅行とは思えない、バッティングセンターや“SNS映え”のためのカフェを巡るうちに、少しだが仲間意識が芽生え始める。しかし、あることをきっかけに誰も予想していなかった事態が起こる…。性格も趣味もバラバラな6人の“ぼっち”に訪れる、高校生活一度きりの修学旅行の行方は―。

野村康太(加山糸役)コメント

加山糸役を務めさせていただきました。野村康太です。
この『6人ぼっち』という作品は僕にとって初めて主演を務めさせていたただいた映画でとても思い出深い作品です!
撮影は実際に広島に伺ってロケをさせていただきました。ほぼ毎日撮影終わりにキャストのみんなでご飯を食べに行くくらい仲が良く、現場の雰囲気も和やかでとても楽しくお芝居をさせていただきました。
ぜひ、この『6人ぼっち』という作品で青春を感じていただけたらうれしいです!

吉田晴登(飯島祐太郎役)コメント

飯島祐太郎役を演じさせていただきました、吉田晴登です。主演の野村康太さんとは、半年ぶりの再共演でクランクイン前からワクワクしていたのを覚えています。同年代の役者が多く、とても賑やかな現場で、撮影後もよく皆で集まったりしています!今をときめくエネルギッシュなキャスト陣で織りなす本作をお楽しみいただければと思います!

三原羽衣(馬場すみれ役)コメント

演じていくうちにすみれのはっきりした性格が私と重なり、その性格が故に上手く人間関係を築くことが出来ない、不器用でもどかしいながらも自分の気持ちをしっかり伝えられるすみれの事が大好きにな
りました。
是非、劇場でご自身が体験した青春と照らし合わせながらお楽しみください。

松尾潤(五十嵐大輔役)コメント

モニター越しに見る大輔は、とても滑稽で情けなく思えました。
不器用で常に空回りし続けていますが、ただ人気者になりたいだけ、というピュアな彼を演じられた事を誇りに思います。
愛と情熱に溢れる宗綱監督と、キャストの皆と撮影する日々が、幸せでした。
皆様にこの作品が届く日を、とても楽しみにしております。

鈴木美羽(新川琴役)コメント

学校という社会は、狭いコミュニティの中で気が合う人を見つけなければならず、生き抜くのが難しいと感じる人もいると思います。ただ、意外なところで思わぬ友情が芽生えることも。
今作でも6人は余りものとして班行動をすることになりますが、「こういう関係性も、なんかいいな」と思っていただけたら嬉しいです。

中山ひなの(山田ちえ役)コメント

山田ちえを演じます、中山ひなのです。
今作の見所は各々の欠点として見えていた部分が6人を繋ぐ個性となり、
1人ぼっちから6人ぼっちになっていく過程だと思います。
こんなにも毛並みの違う、バラバラな6人がそれぞれとそして自分自身と向き合い、
葛藤し、成長していく姿を是非劇場でご覧ください!

宗綱弟(監督)コメント

「6人ぼっち」は、僕にとっての"愛おしい"が沢山詰まった作品です。
6人のぼっちを演じてくれたキャストの皆さんが、本当に一つになっていく姿は、外から見ていた僕にとってもとても青春な時間でした。
撮影地が僕の出身地である広島県であったり、そんな愛おしいが沢山詰まった作品だからこそ沢山の方に見て頂けたら嬉しいです。
届けー!

政池洋佑(企画・脚本)コメント

「もし修学旅行の班決めで1人ぼっちになったら…」学生時代、冴えなかった僕が実際に、抱えていた悩みだ。この映画は、そんな苦い記憶から生まれた。主人公は、高校の修学旅行の班決めで余り、他のぼっちと同じ班になる……そんな“青春できていない側”の青春映画だ。青春映画はいつも、キラキラしていて、まぶしい。けど、キラキラしていないからこそ、出会える青春もあるんじゃないかと思う。

『6人ぼっち』は2025年5月2日(金)より新宿ピカデリーほか全国で順次公開
監督:宗綱弟
出演:野村康太、吉田晴登、三原羽衣、松尾潤、鈴木美羽、中山ひなの
 小西詠斗、賀屋壮也(かが屋)
配給:ギグリーボックス 配給協力:フューレック
©2025『6人ぼっち』製作委員会