『怪獣ヤロウ!』の公開記念舞台挨拶が2月1日(土)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、ぐんぴぃ、菅井友香、手塚とおる、三戸なつめ、八木順一朗監督が登壇した。
本作は、“変わりゆくご当地映画”そのものをテーマにした新しい物語。 岐阜県関市役所の観光課に務める山田一郎(ぐんぴぃ)は、ある日市長から市を盛り上げるための“ご当地映画”の製作を命じられる。しかし、どこにでもある“凡庸なご当地映画”の製作に疑問を持った山田は、かねてからの夢だった〈怪獣映画〉の製作を思いつく!しかしその想いは、市政を巻き込んだ大事件へと発展していくのだった…。果たして彼がとった前代未聞の大作戦とは?関市の運命は、山田の手に託された―。
本作で主演を務めるぐんぴぃは「『役作りは必要ですか?』という話を監督にしたんですけど、『いつも通りのぐんぴぃでいいよ』と。悔しかった」と笑いを誘いつつ、「怪獣の役もやったんですけど、怪獣の作りはやった」と明かした。そのぐんぴぃは「オファーをいただいてからずっとドッキリだと思っていて」と明かしつつ、撮影で岐阜県を訪れたことで「違うかも」と思ったというが、その際に「『じゃパンツ一丁になってください』と言われて、ほらドッキリじゃんと思っていました」と笑いを誘った。
市役所の撮影では「待ち時間が長い時があった」というぐんぴぃは「手塚さんが4時間ずっとペン回ししていた。3時間くらいで聞いて『ペン回し好きなんですよ』と」と明かすと、手塚は「集中できるかなというのと、関市の本当の市役所で撮れたんです。みなさんが働いているところの片隅で撮影しているから、スマホいじるのもなんじゃないですか、みんな仕事をしているのに。ペン持ってると仕事してるみたいに見える(笑)」と明かした。
撮影では「関市でのご飯もすごくおいしくて。みんなでお弁当を食べたり。現場のお弁当をぐんぴぃさんが1人で2つとか3つとか、どさくさに紛れて(笑)手塚さんが『食べな』とおっしゃって、お二人の関係性が素敵だなと思って」と現場の様子を明かすと、ぐんぴぃは「手塚さんが当時モンスターしか飲まないと決めていて」、手塚は「だから君が食べなさいと、そういう仲でした」と明かした。
【写真・文/編集部】
『怪獣ヤロウ!』は全国で公開中
監督・脚本:八木順一朗
出演:ぐんぴぃ
菅井友香、手塚とおる、三戸なつめ
平山浩行、田中要次、麿赤兒、清水ミチコ
配給:彩プロ
©チーム「怪獣ヤロウ!」