鈴木おさむが原作・脚本、八木勇征が主演を務める映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』の第2弾予告編と場面写真が解禁された。

2024年3月31日をもって放送作家業・脚本業を引退した鈴木おさむ。これまで数多くの人気作品・話題作を手がけてきた鈴木が「辞める前に、どうしてもこの作品を作りたかった」と語る念願の企画が、最旬のキャスト陣で映画化に漕ぎつけた。2019年の初演以降、何度も再演されている同名朗読劇でもある本作の初実写映画。原作・脚本は鈴木おさむが務める。緑豊かな自然に囲まれた小さな村を舞台に、摩訶不思議で切なく優しい、青春映画の傑作が誕生した。 主演を務めるのは八木勇征(FANTASTICS)。共演に井上祐貴、櫻井海音、椿泰我(IMP.)らフレッシュで注目度の高いキャストが集結した。

「人生一回だけの魔法、あなたは何に使いますか?」と観ている人への問いかけから始まる第2弾予告編。アキト(八木勇征)、ハルヒ(井上祐貴)、ナツキ(櫻井海音)、ユキオ(椿泰我)に知らされた村の秘密“人生で一回だけ使える魔法”は、何にでも使える訳ではなかった。テツ爺(笹野高史)から告げられたのは「魔法は、命にまつわることには使えない」ということ。その掟がアキトらの運命を大きく左右することになる―。

解禁映像では、幼い頃から心臓が弱かったハルヒが病院で「先生、僕はあと何年生きられますか?」と真剣な面持ちで尋ねるシーンも。病気がちで友達の輪に上手く入れなかった幼少期のハルヒに最初に声をかけてくれたのがアキトだった。生きることの尊さ、友人の大切さを誰よりも知る心優しいハルヒは「絶対に誰かが幸せになるために魔法を使う」と涙を流しながらも確かな強さを滲ませている。

そんなハルヒは何を”魔法“に願ったのだろうか。そして終盤には涙を流しながらピアノを演奏するアキトやスマホを片手に膝から崩れ落ちるユキオ、後悔や迷いのような感情が入り混じった表情を浮かべるナツキがそれぞれ映し出されている。刻々と魔法のタイムリミットが迫る中、それぞれの人生を懸命にもがく4人の友情がもたらす号泣必至の結末とは―。

また、映像とともに流れる楽曲にも注目だ。本作のエンディングテーマが、八木勇征がボーカルを務めるFANTASTICSの「魔法みたいな日々」に決定した。SNS上では、未解禁であったエンディングテーマの存在が、完成披露上映会にて本作を一足早く鑑賞したファンの方々を中心にザワつかせていた。主題歌の「春舞う空に願うのは」と共に、優しさ溢れるエンディングテーマが、物語にあたたかみを加えている。

併せて、6点の場面写真が解禁された。アキト、ハルヒ、ナツキ、ユキオそれぞれの人生で大きな岐路に立つ瞬間を切り取った姿が収められている。また魔法の使い道について話し合う魔法会議でそれぞれの思いが衝突してしまうシーンや、アキトが父親(田辺誠一)が横並びで話しているシーンも。それぞれの写真の眼差しが印象的で、目から溢れ出している想いを感じとることができる。

予告編

『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』は2025年2月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督:木村真人
出演:八木勇征
 井上祐貴、櫻井海音、椿泰我(IMP.)
 カンニング竹山、阿部亮平、髙橋洋、馬渕英里何
 平野宏周、工藤美桜
 笹野高史、田辺誠一
配給:ポニーキャニオン
©映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』製作委員会