第97回アカデミー賞®最多12部門13ノミネート『エミリア・ペレス』の日本版予告映像が解禁された。

本当の自分になりたいと願い女性として新たに生きることを決意したメキシコ最恐の麻薬王と、彼女との出会いで運命を切り開いていく3人の女性たちの姿を名匠ジャック・オーディアール監督がミュージカル仕立てで描いた本作。出演するのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで広く愛され、本作でゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞したゾーイ・サルダナ、主演でカンヌ国際映画祭において、トランスジェンダーの俳優として初めて女優賞を受賞したカルラ・ソフィア・ガスコン、全米の若者から絶大な人気を誇るセレーナ・ゴメス、そして国際的に活躍するメキシコ出身のアドリアーナ・パス。72歳のベテラン監督が瑞々しい感性で新境地を切り開き、破天荒なストーリーを圧巻のミュージカル・エンターテインメントへと昇華させた。

今回解禁された日本版予告映像では、メキシコを牛耳る最恐の麻薬王・マニタス(カルラ・ソフィア・ガスコン)と、優秀な才能をボスに利用され、不遇の日々を送る弁護士・リタ(ゾーイ・サルダナ)の衝撃的な出会いから幕を開ける。そこで告げられたのは、マニタスからの思いもよらない告白だった――「女性になりたい」。長年抱えてきた切なる願いを叶えるため、リタの助力により死を偽装、妻・ジェシー(セレーナ・ゴメス)にも知らせずにこれまでの人生を葬ることに成功したマニタスは、“エミリア・ペレス”として極秘に新たな人生を踏み出す。

そして訪れた静寂の日々もつかの間、エミリアは再びリタの前に姿を現す。世界各国の映画祭で注目され本年度ゴールデングローブ賞で主題歌賞を受賞、さらにアカデミー賞®でも歌曲賞にノミネートされた主題歌「El Mal」がボルテージを最高潮に高める中、エミリアとの出会いで解き放たれ、“自分らしい自由な人生”へと大きく運命を切り開くことになる女たちの決意、覚悟、葛藤に満ちた表情が歌やダンスとともに切り取られている。サスペンス×アクション×ミュージカル×ヒューマンドラマと様々なジャンルを横断しながら挿入される野心的で混沌としたイメージは、観客をまだ見ぬ極上の映画体験へと誘う。

日本版本予告映像

『エミリア・ペレス』は2025年3月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開
監督・脚本:ジャック・オーディアール『君と歩く世界』『ゴールデン・リバー』『パリ13区』
出演:ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメス、アドリアーナ・パス
配給:ギャガ  
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