ABCテレビ2025年4月期ドラマ『いつか、ヒーロー』で桐谷健太が主演を務めることが発表された。

ABCテレビが日曜22時15分から全国ネットで放送する連続ドラマの2025年4月期作品は、桐谷健太主演で贈る。不屈の復讐エンターテインメント『いつか、ヒーロー』。桐谷が演じるのは、情熱あふれる児童養護施設の職員・赤山誠司。恵まれない環境で育ちながらも、将来の夢や希望を抱いている子ども達の姿を見て、赤山は確かな未来を信じていた。そんなある日、とある事情をきっかけに赤山は突然、消息を絶つ。そして20年後…再び帰ってきた赤山が目にしたのは、夢や希望を失い、絶望の淵に立つ、変わり果てた教え子たちの姿だった…。

金もなければ仕事もない。全てを失った情けないアラフィフ男の赤山と、生きづらい世の中に諦めを感じている5人のアラサー男女。20年ぶりに再会した恩師と教え子たちはぶつかりながらも絆を深めていき…やがて何者でもない彼らが世代を超えて手を組み、腐った巨大権力を相手に立ち向かっていく勇気と愛の物語。彼らが巻き起こす奇跡とは?桐谷演じる一見、情けない中年男・赤山。しかしその裏には知られざる過去が隠されており…表の顔と裏の顔、さまざまな表情を見せるニューヒーローを役者・桐谷健太はどう演じるのか?見れば必ず元気がみなぎる活力満載な作品を届ける。

オリジナルストーリーで贈る本作。脚本を手掛けるのは、「離婚弁護士」シリーズ(2004年・2005年/フジテレビ)、「ハゲタカ」(2007年/NHK)「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズ(2008〜2010年/フジテレビ)、「BOSS」シリーズ(2009年・2011年/フジテレビ)、など数々の大ヒット社会派ドラマを生み出してきたヒットメーカーの林宏司。連続ドラマは「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」(2020年/日本テレビ)以来5年ぶり。情けない中年男と若者達の痛快な復讐劇の裏に隠されたいくつもの謎。主人公・赤山の裏の顔とは?20年間音信不通だったワケとは?手に汗握る展開と痛快な復讐劇、若者たちの交流を描いた人間ドラマが複雑に連鎖する、先読み不能なエンターテイメント作品を書き下ろす。監督は、「ムショぼけ」(2021年/ABCテレビ)、「あの子の子ども」(2024年/フジテレビ系)など話題作を送り出している若手実力派・アベラヒデノブ。

桐谷健太 コメント

まずはオファーを頂いたことに感謝します。
今作で演じる赤山という人物は、太陽のような男で、情に厚く涙もろい面もありながら、実は真逆の側面を持ち合わせています。彼は決してヒーローなんかじゃない。
この作品はとても強烈で、自分自身まるごとぶつかっていくことでしか太刀打ち出来ないなと感じています。
何より大切なのは『今』だけど、俺たちを奮い立たせる『いつか』を信じて。

林宏司(脚本)コメント

「今だけ金だけ自分だけ」社会の底が抜けたような現代日本で、真のヒーローとは?SNSでフォロワー数を稼いだ人間?あざとく権力を握った政治家?良心を捨てて抜け目なく稼いだビジネスマン?……「違う、そうじゃない!」
それがこのドラマのテーマです。同時に、世代間の断絶が叫ばれる今、くたびれた中年男ともう若くはない若者との葛藤と友情の話でもあります。圧倒的なサスペンスとエンタメで「来週が待ち遠しい!」という少し昭和レトロな?連続ドラマならではの興奮を日曜日夜にお届けします。

ドラマ『いつか、ヒーロー』は2025年4月から毎週日曜22時15分~放送
※放送終了後、TVer・ABEMAで見逃し配信

出演:桐谷健太