柚木麻子の原作小説を実写化した『早乙女カナコの場合は』にのんが『私にふさわしいホテル』の予告映像とポスタービジュアルが解禁された。
柚木麻子の原作小説を実写化した本作『早乙女カナコの場合は』は男勝りで過剰な自意識ゆえに素直に甘えることができず、本当は誰よりも純粋で不器用な主人公・早乙女カナコと演劇サークルの先輩・長津田の10年に渡る恋愛模様を中心に、彼女たちと周囲の人々が右往左往しながらも各々が自分を見つめ直していく姿を描いた恋愛奮闘記となっている。主人公・早乙女カナコ役を橋本愛、長津田役を中川大志が演じる。その他に山田杏奈、臼田あさ美、中村蒼、根矢涼香、久保田紗友、平井亜門、吉岡睦雄、草野康太といった若手から実力派まで幅広い俳優陣らが出演する。監督は『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』などで知られる矢崎仁司が務める。
今回解禁された本予告映像は、主人公・早乙女カナコ(橋本愛)と長津田啓士(中川大志)の初めの出会いのシーンから始まる。2人は次第に距離を縮め付き合い始め、一緒にバイクに乗り、ホタルイカ掬いに行ったり、カナコの誕生日を祝うシーンなど、幸せな瞬間が映し出される。しかし、大学を卒業し就職するカナコと、いつまでも卒業しない長津田の間に次第にすれ違いが生じていく。そこに、長津田に猛アタックをする本田麻衣子(山田杏奈)、内定先の先輩・亜依子(臼田あさ美)、カナコに想いを寄せる会社の先輩・吉沢洋一(中村蒼)などが登場する。
後半には「この男はバカだ。でもずっと好きな自分はもっとバカだ」というナレーションが流れ、エモーショナルな場面が次々と展開され、観る者の心を揺さぶるような内容となっている。果たして、人生の岐路に立たされたカナコの選ぶ道とは…。
本作の主題歌「Our last step」を担当したのは、「trico」「ジェニーハイ」でボーカルを務め、絶大な人気を誇る中嶋イッキュウ。中嶋からはこの主題歌について、「この恋の結末がハッピーでも最悪でも、二人の人生にとって大切で必要なものであった事をこの曲で肯定したいです」とコメントが寄せられた。また本日6日よりムビチケ前売り券の発売が開始される。
本予告映像
『早乙女カナコの場合は』は2025年3月14日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開
監督:矢崎仁司
出演:橋本愛
中川大志、山田杏奈
根矢涼香、久保田紗友、平井亜門/吉岡睦雄、草野康太/のん
臼田あさ美
中村蒼
配給:日活/KDDI
©2015 柚木麻子/祥伝社 ©2025「早乙女カナコの場合は」製作委員会