『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』のSPECIAL RED CARPET EVENT in TOKYOが2月8日(土)に東京・麻布台ヒルズアリーナで行われ、ティモシー・シャラメが登壇した。

本作は、60年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子が描かれる。ディランを演じたシャラメのほか、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリーといったキャスト陣が出演し、期待を寄せる声が全世界で広がっている。

約250人のファンが待つレッドカーペットに登場したティモシーは、写真撮影やサインなどファンとの交流を行い、会場を沸かせた。ステージに立ったティモシーは「ボブ・ディランは自分にとっても意味が大きいアーティストです。日本にもたくさんファンがいることを知っています」と話、「(映画を)見ていただければ、いかにボブ・ディランのインパクトがあったのかを感じていただけると思う」アピール。さらに「全身全霊で作った作品ですので、映画をご覧ください」とメッセージを送った。

さらに「自分の人生を変えてくれたアーティストを発見した、それがこの映画を作るときの自分の経験でした」と話すティモシーは「ボブ・ディランが自分にどんなインパクトを与えたかは言葉に尽くせない」と振り返った。

また、「時間をとってでも劇場で見ていただく価値がある映画になったと自負しています。この作品にかかわることはミッションだと感じていました。アートは見ている方の解釈に任せるべきだと考えているので、ごらんになって自分と同じように愛していただけるかは分かりませんが見る価値がある作品です」と本作をアピールした。

最後に「『A COMPLETE UNKNOWN』見てね」と日本語で挨拶し、会場が盛り上がる中でイベントは終了した。

【写真・文/編集部】

『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は2025年2月28日(金)より全国で公開
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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