Netflixラインナップ発表イベント「Next on Netflix 2025」が2月12日(水)に都内で行われ、Netflixシリーズ『イクサガミ』で主演、プロデューサー、アクションプランナーを務める岡田准一、藤井道人監督が登壇した。

本作では主演を務めるほか、プロデューサー、アクションランナーとしても名を連ねる岡田は「新たな時代劇の道になることができるんじゃないか」と思いを語った。その参加にあたっては「藤井監督にやってもらえるか。藤井監督がいい」という条件があったという。その理由について、“藤井監督とだったら新しい時代劇にチャレンジできる”という思いがあったという。「本当に面白いと思うエンターテインメントをどう見つめなおせるかというと、その世代で作り上げたエネルギー、上の世代の知見を借りながら、30代・40代で時代劇に向き合っていくのに藤井監督の力が必要」だという思いがあったという。

その熱いオファーを受けて「その直前に岡田さんとご一緒させていただいてたくさんの勉強をさせていただいて、自分だけいい勉強をさせていただいたと思っていたんですけど、多分波長が合う部分が多くて」と印象を語り「その時に岡田さんからこの企画を聞いたときにすぐにOKと言った。それは大変そうだったから。やったことがない壁に挑戦できる魅力と、自分が生きていない世界を描くことはあまり経験したことがなかった。原作が面白くて、エンターテインメントをしっかりとらえている本も面白かった」と振り返った。

また、時代劇への挑戦については「ついに来たか、みたいなところはあった」という藤井監督だが「岡田さんが横にいてくれれば、きっと時代が変わっても今でも変わらない精神とか美意識があると思ったので、分からないことは岡田さんに聞こうという思いで参加しました」と明かした。

「どういう風にキャラクターを、世界の人が分かるようなキャラクターとして人間を構築していくかは相当、藤井監督とお話しさせていただいた」という岡田は「衣装だったり、武器にしても、シーンごとのコンセプトも」と細かい部分まで話し合いながら作り上げたという。約300人のキャラクターを作り上げるためには「人生で一番きつかったのは、あの2~3週間。思い出したくもないというか」と笑いを誘う藤井監督。岡田も「アクションチームとしてもプレッシャーがかかったし、全員にその熱が伝えられるか」と難しさもあったという。また、その岡田について、藤井監督は「アクションの前にみんなに『アクションはこうなんです』と、士気を上げてれるのが嬉しかった」と感謝を伝えた。

【写真・文/編集部】

2025年ラインナップ映像

Netflixシリーズ『イクサガミ』は2025年11月より世界独占配信