『知らないカノジョ』のSNOW FLAKE DOME点灯式イベントが2月13日(木)に東京ドームシティ ラクーアガーデンで行われ、中島健人、miletが登壇した。

大学時代に出会い、お互い一目惚れして結婚した<リク>と<ミナミ>。それから8年、小説家を目指していたリクは、歌手の夢を諦めたミナミのサポートのかいもあり、一気に人気のベストセラー作家となった。全てがうまくいっている、そう思っていた。 ところが、ある朝リクが目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々と全く話がかみ合わないことに戸惑いを覚える。なんと人気作家だったはずの自分は文芸誌の一編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲が溢れていた―。主人公の神林リクを中島健人、ヒロイン・前園ミナミをシンガーソングライターのmiletが演じる。メガホンをとるのは三木孝浩監督。

翌日がバレンタインデーであることにちなんで、バレンタインデーの思い出を聞かれると「小学生の頃はなかなかチョコをもらえなくて」と話す中島は「好きな子からチョコをもらえるまで学校から帰らなかったことがあります」と明かし、これには「信じられない」と驚くmilet。さらに中島は「机の中とか下駄箱を何回も探しに行って、チョコ待ちでした。粘ってた」と笑いを誘いつつ「粘り勝ちしたのは、同情で友人から100個くらいあげているうちの1つをもらって。いただけるだけで嬉しかった」と振り返った。また、「自分自身も何かを差し上げるタイミングと思ったので、もらうことだけを概念として思っていなくて、自分からも差し上げたりしています」と語った。

一方のmiletは「今はファミチョコの人間。お兄ちゃんやお父さんにあげるんですけど、昔は作って準備して、でもあげられない人だった。帰って一人で食べるのがバレンタインの悲しいルーティーン」と明かし、中島は「我々もどかしい2人なのかも」と笑った。

また、理想のバレンタインデーの過ごし方を聞かれると、「デートでラクーアとかに来たい」と話すmiletは「ビュッフェでおいしいものを食べたい」と笑顔を見せた。中島は「夜景がきれいなところとかイルミネーションとか、お気に入りの映画を見るとか、何気ないことをバレンタインにするのも一つの幸せの形なのかな。一緒に見に行くだけで幸せ」と語った。

【写真・文/編集部】

『知らないカノジョ』は2025年2月28日(金)より全国で公開
監督:三木孝浩
出演:中島健人、milet、桐谷健太、中村ゆりか、八嶋智人、円井わん/眞島秀和、風吹ジュン
配給:ギャガ
©2025『知らないカノジョ』製作委員会