『映画 先輩はおとこのこ あめのち晴れ』公開記念舞台挨拶が2月15日(土)に新宿バルト9で行われ、梅田修一朗、関根明良、内田雄馬、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)が登壇した。
2024年7月から9月までフジテレビ“ノイタミナ”ほかにてテレビアニメシリーズが放送された『先輩はおとこのこ』。そしてテレビアニメの続編となる『映画 先輩はおとこのこ あめのち晴れ』が2月14日(金)に全国で公開される。
昨年7月から9月にTVアニメシリーズが放送され、その続編を描く劇場版となる本作。「アフレコをしていたときと上映されるときは気持ちが変わる。まことのことを考えて、物語のことを深く考えて、録った後は“完成しますように”と祈る期間を経て今日を迎えている」と話す梅田は「物語の続きを見届けられる」と語った。関根は「アニメを見た時に、『なんて背景とか音楽が素晴らしいんだ』という第一印象だった」といい、映画を見て「あの時ああだったな、と思い返した。今、再放送をしていますけど、一ファンとして応援する立場に戻れた」と語った。
「アニメシリーズの収録から劇場まで含めて収録が続いていた気持ち」という内田は「1年以上くらい、この作品に関わり続けていた時間も相まって、思い出も積もってきている。劇場版が出来上がって、皆さんのもとにお届けできるのは、みんなでゼロから始めたスタートがみなさんのもとに届いてゴールにいける」と感慨深げな様子を見せ、今の心境として「走り切ってきたんだなという充実感と、どういう風に楽しんでいただけるんだろうかというワクワクの両方があります」と語った。
そんな本作の台本を読み、「正直頑張らなきゃと、いろんな意味で。本当に台本がぶ厚かあった」という関根。内田は「キットカットを横に並べて2個分くらい。普通の台本の4~5倍。30分のアニメを普通に録るよりも膨大」と明かし、「重みを感じながら。劇場の重たさは、心的にも物理的にもありながら収録した」と語った。
また、アフレコ現場について、関根は「ちょっとアニメの収録と間が空いてしまったところもあって、ドキドキソワソワしていたんですけど、朝3人で現場に集まった瞬間に『大丈夫だ、今日も楽しもう』」と感じたという。そんなアフレコは「約12時間。休憩入れて。朝から晩までずっと」という関根。梅田は「集中しつつも、でも休憩時間は和やかにお話をしつつ」と振り返った。
【写真・文/編集部】
『映画 先輩はおとこのこ あめのち晴れ』は公開中
配給:アニプレックス
©pom・JOYNET/LINE Digital Frontier・「先輩はおとこのこ」製作委員会