舞台『千と千尋の神隠し』の7月から上演される上海公演の出演キャストが発表された。
2022年3月に世界初演として帝国劇場にて開幕した舞台『千と千尋の神隠し』。2024年公演は、3月に帝劇で開幕し、4月から6月にかけ国内ツアーを上演、並行してカンパニーが渡英し、4月~8月にロンドン・コロシアムで上演(135公演)が行われた。ロンドン公演は、日本人キャストによる日本語での海外上演としては演劇史上最大規模、また東宝株式会社主催公演としても史上初の試みとなり、ウェストエンド最大級となる客席数約2300席を連日満席にし、約30万人を動員した。そして7月から中国・上海文化広場(上海文化广场)にて上演される。上海文化広場(上海文化广场)は、主要施設がすべて地下にあるのが特徴で、地下型の劇場としては世界最大の規模を誇る劇場。席数は1949席で、主に国内外の演劇やミュージカル、バレエなどが上演されている。日本人キャストによる日本語での中国上演としては演劇史上最大規模となる。
そして今回、上海公演の出演キャストが発表された。千尋を中国の地でも演じるになった橋本環奈と福地桃子のコメントが到着した。
橋本環奈 コメント
この度『千と千尋の神隠し』の舞台を中国の皆様にお届けできる事、とても光栄に思います。
この物語は、異世界に迷い込んだ千尋が困難を乗り越えながら生きる力を呼び醒ます姿が描かれています。私自身、舞台上で千尋として歩む気持ちでこの役に向き合って参ります。
世界中で愛されている今作を中国の皆様にお届けできることを今からとても楽しみにしております。作品の持つ魔法のような魅力や、心に響くメッセージを、ぜひ劇場で感じていただけた
ら嬉しいです。
中国の舞台でお会いできることを心から楽しみにしています!
福地桃子 コメント
舞台『千と千尋の神隠し』中国での上演が決定し、とても嬉しく身が引き締まる思いです。
私自身たくさんの愛をもらったこの作品と共に、多くの方と再び交流が出来ることがほんとうに光栄な事だと感じております。
ロンドン公演の際に日本の言葉や文化が好きだということを伝えてくださる現地の方が多くいた事が、心をとてもあたたかくしてくれました。
毎公演、カンパニーの皆さん、そしてご来場下さるお客さまも含めて、色々な組み合わせが生まれていきます。
新鮮な風をたっぷり、大切に抱きしめて、千尋という役に精一杯向き合って参りたいと思います。
上海公演キャスト
※各役交互出演
千尋
橋本環奈
福地桃子
ハク
醍醐虎汰朗
増子敦貴(GENIC)
カオナシ
山野光
澤村亮
リン/千尋の母
妃海風
釜爺
宮崎吐夢
湯婆婆/銭婆
春風ひとみ
樹里咲穂(※)
兄役/千尋の父
堀部圭亮
父役
吉村直
青蛙
元木聖也
頭
五十嵐ゆうや
飯田一徳(※)
坊
庄司ゆらの(※)
※…初出演
犬飼直紀、大重わたる、大月侑、木村和磨、鈴木伽実、高雄結女、髙橋莉瑚、竹廣隼人
堂園愛子、中上綾女、西宮ゆうき、福島玖宇也、古澤美樹、藤岡義樹、堀田聖奈、萬谷法英
Miffy、村岡哲至、森莉那、森淑乃、保野優奈、山川大智
Swing
安部萌、久保田成美、竹内一喜、政田洋平
桜雪陽子(8月2日~)、乙戸真央
アンダースタディ
千尋:森莉那
ハク:犬飼直紀
リン/千尋の母:髙橋莉瑚
釜爺:萬谷法英
湯婆婆/銭婆:桜雪陽子
兄役/千尋の父:村岡哲至
青蛙:藤岡義樹
頭:福島玖宇也
坊:安部萌
舞台『千と千尋の神隠し』
上海公演
上演期間:2025年7月14日(月)~8月3日(日)
会場:上海文化广场(上海文化広場)
チケット一般発売:2025年2月20日(木)12:00(上海現地時間11:00~)
詳細は上海文化広場公式サイトにて