HYの名曲「366日」をモチーフにした全く新しい映画オリジナルストーリー『366日』が興行収入20億円を突破し、さらにハリウッドのスタジオが英語版リメイク権を獲得したことが分かった。

2003年、沖縄に住む高校生・湊(赤楚衛二)は、同じ高校の後輩・美海(上白石萌歌)と出会う。同じ音楽が好きな2人は自然と惹かれ合っていき、湊の卒業式の日に告白し付き合うことに。母を病気で亡くし、音楽を作るという自分の夢を諦めかけていた湊だったが、「いつか湊先輩が作った曲、聴きたいです」という美海の言葉に背中を押され、東京の大学へ進学。2年後、美海も上京し湊と再会、東京での2人の幸せな日々が始まる。音楽会社に就職が決まった湊と、通訳という自分の夢に向かって頑張る美海。「こんな幸せが、365日ずっと続きますように」そう願っていた2人。しかしある日、湊は突然別れを告げ、美海のもとを去ってしまう――。沖縄と東京という2つの都市を舞台に、20年の時を超えた、切なすぎる純愛ラブストーリーが誕生する。

1月10日(金)に公開を迎えた本作ですが、公開初日から1週目・2週目と毎週前週比を超えるなど快進撃を続け、4週目の週末に観客動員ランキング第1位に急上昇、そして6週目に入り、ついに累計観客動員数150万人、興行収入20億円を突破した。

本作は海外配給も続々決定しており、台湾では4月2日より公開が決定。その他タイ、カンボジア、ラオスでの海外配給も決定している(公開時期は未定)。

そして今回、アメリカの大手映画スタジオであるソニー・ピクチャーズエンタテインメント傘下のコロンビア・ピクチャーズが映画『366日』の英語版リメイク権を獲得したことが発表された。コロンビア・ピクチャーズは1924年に創立され、アカデミー賞®作品賞最多受賞スタジオとして、「スパイダーマン」シリーズなど数々の名作を世に送り出してきた映画スタジオ。今回、映画『366日』の日本国内での大ヒットを受けて、リメイク権獲得に動いたと米Variety紙が報じた。コロンビア・ピクチャーズのプロダクション・エグゼクティブ・バイス・プレジデントのピーター・カンがスタジオを代表して製作総指揮を務める予定。

2月19日(水)までの累計(速報値)

動員 1,565,218人/興収 2,007,350,480円
※前夜祭分(1,180人/3,364,000円)含む

『366日』は公開中
監督:新城毅彦
出演:赤楚衛二
 上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナ
 稲垣来泉、齋藤潤、溝端淳平(友情出演)、石田ひかり(友情出演)
 国仲涼子、杉本哲太
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、松竹
©2025映画「366日」製作委員会