のん主演ドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』の場面写真が解禁された。
若林稔弥による4コママンガをのん主演&藤ヶ谷太輔共演で実写ドラマ化した『幸せカナコの殺し屋生活』は、上司からのパワハラに耐え切れずブラック企業を退職した西野カナコが待遇の良さに魅了され、殺し屋に入社。人を殺すことにためらいながらも隠れた才能を開花させ、凄腕の殺し屋へと成長していくコメディ。カナコが狙うのはヤクザの親分や巨大犯罪組織などではなく、私たちの身近にも存在する“理不尽”。ブラック企業のOLとして数々の理不尽な経験をしてきたカナコが依頼人に寄り添い、パワハラ上司、悪質クレーマー、嫁をいびる姑たちをサクサク殺していく姿は、現代を生きる人々の共感を呼ぶ、まさに令和のニューヒーロー。エナジードリンクのような、日々の疲れやストレスをスカッと吹き飛ばしてくれる痛快なストーリー展開が見どころ。
今回、カナコの相棒であり上司でもある桜井の場面写真が解禁された。藤ヶ谷太輔が演じる桜井はセリフのほとんどが「殺すぞ」という、ぶっきらぼうで不愛想なキャラクターだが、凄腕の実力を持つ殺し屋でありながら、後輩となったカナコを心配するなど案外面倒見の良い一面があったりと、様々なギャップを見せてくれる原作でも人気が高いキャラクターだ。今回解禁された場面写真はどれもクールな表情を見せる桜井だが、その表情の裏に隠されたキャラクターの深みとは?カナコと出会ったことで果たして2人はどのようなバディになっていくのか―。
天真爛漫でおしゃべりなカナコとは対照的な寡黙な桜井を演じるにあたり、台本では「殺すぞ」という一言のみのセリフに加えて「…」という無言のセリフも多かったという。“無言を演じる”という慣れない演技について藤ヶ谷は、目線や仕草で細やかに演じることで意味を持たせることを特に意識したと言い、「『殺すぞ』の一言で桜井はなんとなくこういうことが言いたいんだろうなって、カナコや視聴者の方に伝わるようにしたかったですね」とコメント。「結構難しかったです。ただそこにいるだけじゃ意味がないから、“どうして桜井はそこにいるのか”というのを言葉を使わずにどうやったら伝えられるかな、というのはすごく考えたしやってみたし、監督にも聞きました」と藤ヶ谷は撮影を振り返っているのだが、実は準原稿での桜井のセリフはもっと多かったそう。
桜井のイメージはより寡黙だと感じた藤ヶ谷が自ら監督にセリフを減らすことを提案したと言い、監督はこの藤ヶ谷の提案にすぐにOKを出したことで現在の桜井のキャラクター像までその完成度はあがっていった。過激なアクションに加えて、難しい表現までも自ら提案を重ねながらキャラクターの再現度を追及していくという藤ヶ谷のストイックな姿勢が作り上げた、桜井というキャラクターに注目していただきたい。
『幸せカナコの殺し屋生活』は2025年2月28日よりDMM TVにて独占配信
出演:のん、藤ヶ谷太輔、矢本悠馬、山崎紘菜、菅井友香、菅田俊、木村多江、渡部篤郎
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