CHINTAIは、CHINTAIイメージキャラクター「僕が見たかった青空」と協力し、石川県珠洲市および七尾市の復興支援プロジェクトを実施、2月26日(水)に「僕が見たかった青空」メンバーで石川県出身の吉本此那とチンタイガーが現地を訪れ、寄付金を直接贈呈した。

本プロジェクトは、「僕が見たかった青空」がCHINTAIの新CM出演を記念し、CMでメンバーが着用したCHINTAI公式マスコットキャラクター・チンタイガーをイメージした衣装の生写真を販売し、その収益(手数料を除く全額)を被災地へ寄付する企画。

CHINTAIでは、「芸術は日々の暮らしを豊かにする」という理念のもと、文化芸術活動を支援し、人々がより豊かに暮らせる社会の実現を目指している。本プロジェクトを協働するアイドルグループ「僕が見たかった青空」は、アイドルとしての活動を通じ、日本国内だけでなく世界へ向けても新たな文化を発信し続けている。また、エンターテインメントの力で人々の心を動かし、夢や希望を届ける存在として、音楽やパフォーマンスを通じた文化創造にも力を注いでいる。

珠洲市役所訪問の様子

珠洲市内訪問の様子

今回支援する石川県の珠洲市と七尾市は、それぞれ長い歴史の中で、地域のアイデンティティとして文化芸術活動を大切に育んできた土地。しかし、地震の影響により、街のシンボルともいえる伝統や文化の継承が困難な状況にある。文化や芸術は、人々の心をつなぎ、地域の魅力を形づくる重要な要素であり、今回の寄付金は双方の想いから各市の文化芸術活動を中心とした復興に充てられる。

「奥能登国際芸術祭」常設展示視察の様子

七尾市役所訪問の様子

今回、その想いを直接届けるため、「僕が見たかった青空」のメンバーであり、石川県出身の吉本此那とチンタイガーが、2月26日(水)に珠洲市と七尾市を訪問。各市を訪ね、復興支援のための寄付金を渡した。珠洲市では、市内各所に常設されている奥能登国際芸術祭の作品を鑑賞し、また七尾市では伝統的なお祭りである「青柏祭」を紹介する和倉温泉お祭り会館を訪問し、文化芸術のすばらしさに触れた。

七尾市和倉温泉お祭り会館(青柏祭)視察の様子

お祭り体験の様子

珠洲市 市長 泉谷満寿裕(奥能登国際芸術祭実行委員長)コメント

CHINTAI復興支援プロジェクトに心から感謝申し上げます。昨年元日の大地震に加え9月の豪雨も重なり、多くの建物が壊れてしまいましたが、奥能登国際芸術祭など、これまでの取り組みは決して壊れていないと考えています。こうした取り組みを復興への光とし、古から受け継がれてきた里山里海の営みをベースに、アートや先駆的な技術を取り入れ、魅力ある最先端の復興を成し遂げてまいりますので、今後ともご支援賜りますようお願い申し上げます。

七尾市 教育長 八崎和美 コメント

生活再建が最優先とされる中で、心を豊かにする文化としての芸術にも力を入れてください、という温かいお気持ちをいただき、大変ありがたく思っております。今回のご支援は、未来の文化芸術を担う子どもたちが安心して学べる環境を整えるため、まずは学校の復旧・復興に活用させていただきます。そのうえで、地域の文化を守り育むために、文化施設の復旧・復興にも役立てていきたいと考えています。皆様の想いを大切にしながら、地域の未来をより豊かなものにできるよう努めてまいります。

七尾市 青柏祭 会長 丸岡俊宏 コメント

青柏祭は、人と人をつなぐ地域の求心力となる大切なお祭りであり、この祭りを通じて人の輪が広がり、地域の絆が深まっています。今年は2年ぶりの開催に向けて準備を進めていますが、多くの人の力や資材を必要とするため、運営には大きな負担が伴います。そのような中での今回の寄付は、本当に心強く、感謝の気持ちでいっぱいです。皆様の温かいご支援を励みに、地域が誇る伝統を未来へとつないでいけるよう、精一杯努めてまいります。

僕が見たかった青空 吉本此那 コメント

出身地である石川県の力になれることが本当にうれしいですし、「僕が見たかった青空」を応援してくださっている方々も、今回の復興支援プロジェクトに協力できることを喜んでくださっていると聞き、感謝の気持ちでいっぱいです。ニュースで見ていた状況を、実際に現地を訪れて目にし、改めて感じることが多くありました。この経験を通じて、多くの方に現状を伝え、復興の力になれるよう、自分にできることを精一杯頑張りたいと思います。

吉本此那