CONCERT『THE BEST New HISTORY COMING』の2月28日の千穐楽をもって、建て替えのため休館する現・帝国劇場が大千穐楽を迎えた。

1966年に開場して以来59年間、最高のエンタテイメントを提供し続けてきた現・帝国劇場で上演された舞台は全372作品(再演を除く)。そのうちミュージカルは53作品。今回のCONCERT『THE BEST New HISTORY COMING』では、その53作品のナンバー(全64曲)を披露した。

この日の千穐楽公演は、ライブ配信と全国84か所の映画館でライブビューイングを実施し、日本全国で多くのファンが現・帝国劇場の大千穐楽を見守った。公演の最後のナンバーは、全キャストで『レ・ミゼラブル』の「民衆の歌」を歌ってきたが、千穐楽では帝劇に来場した歴代の俳優約50人が舞台に登壇、観客とともに「民衆の歌」を歌い、幕を下ろした。

最後にコメントを求められた堂本光一は「絶対俺じゃないと思う」と恐縮しきりの様子で「この場にいられるだけでも本当に光栄です。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。

【写真・文/編集部】