のん主演ドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』に齋藤飛鳥が声の出演をしていることが発表され、併せて1・2話の場面写真が解禁された。

若林稔弥による4コママンガをのん主演＆藤ヶ谷太輔共演で実写ドラマ化した『幸せカナコの殺し屋生活』は、上司からのパワハラに耐え切れずブラック企業を退職した西野カナコが待遇の良さに魅了され、殺し屋に入社。人を殺すことにためらいながらも隠れた才能を開花させ、凄腕の殺し屋へと成長していくコメディ。カナコが狙うのはヤクザの親分や巨大犯罪組織などではなく、私たちの身近にも存在する“理不尽”。ブラック企業のOLとして数々の理不尽な経験をしてきたカナコが依頼人に寄り添い、パワハラ上司、悪質クレーマー、嫁をいびる姑たちをサクサク殺していく姿は、現代を生きる人々の共感を呼ぶ、まさに令和のニューヒーロー。エナジードリンクのような、日々の疲れやストレスをスカッと吹き飛ばしてくれる痛快なストーリー展開が見どころ。

今回、齋藤飛鳥が声の出演をしていることが発表された。カナコの肩に乗ってカナコの気持ちを代弁するイマジナリーフレンドのようなどうぶつたちの声を、すべて演じ分けており、今回配信された1＆2話だけでロップイヤー・カタツムリ・コツメカワウソ・カエル・スッポンモドキ・アルマジロ・チーターなどの動物に加え恐竜のトロサウルスや、スフィンクスまで登場！？今後も新たなキャラクターが登場予定で、その数はなんと1人13役にものぼる。

齋藤は今回の多数の動物への声の出演について「声を使ったお仕事は経験が浅く、そのうえ13種類の動物となると、私はどんな風に力になれるだろうと当日まで想像ができませんでした。ですが、現場で映像を観た瞬間、のんさんはじめみなさんのお芝居がおもしろくて、かなりノリノリで臨むことができました」と出演が決まった当初の不安や、収録時の楽しさを振り返る。また、「（監督の）英さんは、なかなか普段出さない変わった声を出す私に対し、よく笑っていました。ずっと笑っていて、ふざけてるのかなと思いました。こういった作品への英さんの向き合い方、つくり方は、やっぱりさすがです」と、雰囲気の良さがうかがえる収録時の裏話を明かす。

視聴者に向けてメッセージを聞かれると「楽しい作品です。アクションのすごいシーンでも、緊張感あるシーンでも、カナコがかなしそうなシーンでも、なんだかずっと楽しく、笑えます。現実でも全部こうやって笑えたら、しあわせだなあと思います。私が吹き込んだ動物の声は、それから加工をしていないそうです。私の知らない私の声を、自分でも楽しみにしています」とコメント。今後、回が進むにつれてどのような動物たちが登場するのか、また齋藤がどのように声を吹き込んでいるのかにも注目だ。ドラマは本日より毎週金曜日配信、全6話が配信される。

「1か月前、職場がブラックすぎて仕事を辞めた。一度も人として扱われないまま」というナレーションとともに、スーツ姿で茫然自失状態で人混みを歩くカナコの姿で幕を開けた第１話。カナコの手元のスマートフォンには多くの企業から採用見送りの通知が届いている。

生活も限界に差し迫り、ひたすらに転職先を探すカナコがついにたどり着いたのは初任給60万、土日祝日休み、社会保険・厚生年金完備の超ホワイトな殺し屋だった！？訪れた採用面接で渡部篤郎演じる会社の社長から「お前人殺せんのか？」と銃口を向けられ驚愕のカナコからは「むりむりむりむりカタツムリ～～」と原作でも印象的な動物語が飛び出す。しかしあまりの労働条件の良さに「殺ります！」と即答するのだった。

入社試験として課せられたのは前職のパワハラ上司の暗殺。ここでカナコの才能がまさかの爆発！？社長のお眼鏡に叶い、新たな会社へと入社したカナコは、女子大生相手に強姦を繰り返す男子大学生の暗殺や、闇カジノのアジト襲撃など、数々の案件を意外とすんなりこなしていく。「殺すぞ」しか言わない超不愛想な先輩、藤ヶ谷太輔演じる桜井とはまだなかなか打ち解けられなさそうではあるものの、殺し屋に適性を見出したカナコであった。

そして続く第2話、久しぶりの土日休みを謳歌し、大好きな特撮ヒーロー番組「必殺戦隊　トドメンジャー」を観る優雅な休日を送っていたカナコ。一方、見事に「過労自殺」に偽装させていたはずであったカナコが暗殺した前職のパワハラ上司の案件について、刑事の竹原（矢本悠馬）は現場の状況に不審を抱いていた。その他にカナコが担当した“案件”とも、とある共通点を発見したという竹原。バディの大森（山崎紘菜）と捜査を進めていくことになる。
そんなある日、仕事でとあるミスをして落ち込むカナコは会社からの帰り道、菅井友香演じる中学の同級生・生徒会長で優等生だった吉岡キヨミにばったり出会う。吉岡と話をする中で少し気持ちが晴れはじめたカナコは、翌日も桜井との“仕事現場”へと向かうのであった。

社長にも期待をかけられ、より一層仕事に精を出すようになったカナコであったが、2話の最後ではついに家の前に突然刑事の竹原と大森が現れ「ちょっとお話を伺えます？」と問いかけてきた…。うそうそうそうそコツメカワウソ～～～！？果たしてカナコはどうなってしまうのか！？第三話以降の展開にも注目していただきたい。

さらに本日2月28日（金）0時よりDMM TV公式YouTubeにて本作の第1話が無料配信が開始された。エンドロールのちょっとした演出がDMM TV版とは異なっており2度目はこちらで楽しめる…！？今回解禁された齋藤飛鳥が声を演じる愛らしい動物たちももちろん要チェックだ。また、3月4日（火）にはのん、藤ヶ谷太輔、渡部篤郎、英勉監督ら登壇のウォッチパーティーイベントも開催決定、DMM TVドラマ公式YouTubeでの生配信を20時から予定している。

第1話無料配信

『幸せカナコの殺し屋生活』は2025年2月28日よりDMM TVにて独占配信
出演：のん、藤ヶ谷太輔、矢本悠馬、山崎紘菜、菅井友香、菅田俊、木村多江、渡部篤郎
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