のん主演ドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』に塩野瑛久の出演が発表され、併せて4話の場面写真が解禁された。
若林稔弥による4コママンガをのん主演&藤ヶ谷太輔共演で実写ドラマ化した『幸せカナコの殺し屋生活』は、上司からのパワハラに耐え切れずブラック企業を退職した西野カナコが待遇の良さに魅了され、殺し屋に入社。人を殺すことにためらいながらも隠れた才能を開花させ、凄腕の殺し屋へと成長していくコメディ。カナコが狙うのはヤクザの親分や巨大犯罪組織などではなく、私たちの身近にも存在する“理不尽”。ブラック企業のOLとして数々の理不尽な経験をしてきたカナコが依頼人に寄り添い、パワハラ上司、悪質クレーマー、嫁をいびる姑たちをサクサク殺していく姿は、現代を生きる人々の共感を呼ぶ、まさに令和のニューヒーロー。エナジードリンクのような、日々の疲れやストレスをスカッと吹き飛ばしてくれる痛快なストーリー展開が見どころ。
本日より4話配信が開始されて後半戦となった本作だが、SNS上では「当て書き並みのハマリ役!」「久々にこんなおもろいドラマに出会った」「こっからさらに面白くなる予感しかない」と引き続きその熱気が冷めやらない。そんな中、今回新たに出演が発表されたのは、2024年に放送されたNHK大河ドラマ「光る君へ」の一条天皇役で大注目を浴び、現在ドラマや映画に引っ張りだこの俳優・塩野瑛久。
「光る君へ」では、帝として輝かんばかりの美しさ、雅さ、聡明さを兼ね揃えた役作りで注目を集めた一方、同年に放送されたドラマ「無能の鷹」では、菜々緒演じる主人公・鷹野と同期の新入社員であり、取引先に“無能そう”となめられてしまう気弱な男性・鶸田を演じ、そのギャップが話題に。途切れることなく出演の続く話題作の中には、大人気原作の映像化で再現度の高さが話題のドラマW「ゴールデンカムイ -北海道刺青囚人争奪編-」や、キーマンとなる謎の男・護を演じた映画『チャチャ』なども。幅広い作品に出演し“カメレオン俳優”としても人気を誇る彼が今作で新たに演じるのは、殺し屋Kの存在を探る全身黒ずくめに金髪が覗く謎の男。初登場の4話では、刑事の竹原(矢本悠馬)の会話を盗聴するシーンも…!?果たして彼の正体とは?物語を大きく動かす存在となる彼の動きや今後の展開に注目だ。
第4話では、ピクニックをしながら穏やかな休日を満喫しているカナコの姿から始まる。殺し屋Kの存在が裏の業界で広まり始めざわついているため、一時的に身を隠すべく休みを命じられたカナコ。休みを実家で過ごそうと電車に乗り指定された席へたどり着くと、そこには桜井の姿が。護衛のために桜井も同行するという。一方その頃、刑事の竹原(矢本悠馬)は「殺し屋Kは女なのでは」と勘づき、同僚と話している。その会話を車の中で盗聴する黒ずくめの男(塩野瑛久)の姿が。彼の正体は一体…!?
カナコはゴロゴロしながら過ごし、母親の唐揚げを頬張りながら近況報告の話に花を咲かせるなど、久々の実家ライフを満喫中。ある日外に出かけると、近所の神社で子連れの同級生にバッタリと遭遇し「飲みに行こう」と誘われるが、カナコの表情はどうも浮かない様子。その理由が明らかになるのはその日の夜、桜井と神社の階段に座り自身の過去について語り出したシーンだった。
カナコの過去や家族の存在に触れた桜井は、「お前はここに残れ、この仕事も辞めろ。」と言い捨てカナコを残して東京に戻ろうとする。これまで「殺すぞ」ばかりだった桜井が語り出した、その理由とは??「なんでそんな嫌なことだけ、いっぱい喋るんですか?」と表情を凍らせて返すカナコだが、桜井のその発言には彼の思いが詰まっていた。
そして紆余曲折を経て殺し屋業に復帰したカナコ。仕事終わりに自宅に帰ろうとすると、後ろから黒ずくめの男に背中に銃を当てられ、「Kについて知っていることを全部教えろ」と告げられる絵に描いたような大ピンチ展開が訪れる。果たしてこの男の正体は!?カナコは無事に正体を明かさず逃げ切ることはできるのか。今後の展開が見逃せない。
『幸せカナコの殺し屋生活』はDMM TVにて独占配信中
出演:のん、藤ヶ谷太輔、矢本悠馬、山崎紘菜、菅井友香、菅田俊、木村多江、渡部篤郎
©DMM TV