『山田くんとLv999の恋をする』の大ヒット祈願イベントが3月18日(火)に東京大神宮で行われ、作間龍斗、山下美月、安川有果監督が登壇した。

原作はマンガアプリ「GANMA!」!コミックスマート株式会社)で連載中の同名作品。2023年にはTVアニメ化され、雑誌「Seventeen」2024夏号の「STスーパーアンケート2024」でJKが選ぶ「ドラマ化・映画化してほしいマンガ」1位にも選出されている。彼氏に振られたばかりの大学生・茜(山下美月)がネトゲで出会ったのは、超塩対応の高校生プロゲーマー・山田(作間龍斗)。しかし、無愛想で冷たいやつだと思っていた山田は実は“最強ギャップ男子”だった!!いつもは超塩なのに、ふとしたときに垣間見える山田の無自覚な優しさに少しずつ惹かれていく茜。だが、相手は”恋愛に興味ゼロ”なのに“とにかくモテまくる”難攻不落の強敵で…。第一印象最悪から始まった史上最高恋愛難易度の山田との恋は、はたして攻略できるのか―。

もうすぐ新学期であることにちなんで心がけることを聞かれると、すかさず「山下さんとか得意そう」という安川監督。その山下は「正直人見知りなんですけど、コツがあって人見知りに見えない。会話をするときに相槌を打ちまくる(笑)」と明かし、「『そうなんだ』、『すごいね』、『それ分かる』、『たしかにね』みたいに相槌のバリエーションを持ちまくって。聞いているんですけど困ったらこれというワードを持っていると心強いなと思って」と明かし、自身も「初めての現場に行くときに1個質問を持っておこうと。言葉を用意しておくと安心できる」とアドバイスした。

一方で、作間との初対面時にについて山下は「クランクインのシーンは居酒屋のシーン。1日テーブルに面と向かっているシーンだったので、お互いそわそわしていて、当たり障りのない質問をしていた」と振り返り、作間は「耐えきれなくて席を立ったりしていました」と明かした。さらに「最終的にお互い無言になっていました」という山下は「話が広がらなかったですね」と明かすと、作間は「僕も人見知りなので、人見知り同士だと相槌作戦はうまくいかない可能性がある」と笑いを誘った。

その作間は、心がけることについて「相手と同じくらいのテンション感になる」と答え、「相手が笑っていたらそれくらい笑う。相手も緊張していることが多いと思うので、表情だけ柔らかくしておいて、時間をかけて深めていけばいい」とアドバイスを送った。また、安川監督は「話しかけるのが大事なのかな」と自身の考えを明かした。山下は「現場でもお芝居以外のことで話しかけてくださって。優しい方なんだなと思いました」と振り返った。

イベントでは、桜の季節ということにちなんでお花見を想定したデートプランをフリップで発表。「桜→屋台→家」と書いた作間は「パパっと桜を見て、パパっと屋台で食べたいものを買って、パパっと家に帰る。午前中の空いている時間に行って、昼過ぎくらいには家にいる予定です。日が照っている時間は一番花粉がしんどいので」とプランを発表し、「きれいに桜が咲いているのに、しんどさが買っちゃう。きれいだなと思う時間で十分」と語った。そのプランに山下は「いいんじゃないですか?(笑)淡白ではあるなと思いつつ、花粉症だったら仕方がないですよね」と笑った。

一方で「海外お花見」と書いた山下は「まずは飛行機を用意してもらって日本を出ます。最近私はパリに行きたい気分なので、パリに着いて、お花を見て、5泊くらいしたいです。それで帰ってくる」と発表。このプランについて“サプライズがいい?”と聞かれた山下は「サプライズは嫌かも。サプライズも嬉しいんですけど、1~2週間前にはお知らせしていただけると。マネージャーに相談しなきゃいけない」と笑いを誘った。このプランについて「経済的に厳しい。だいぶ贅沢なお花見」という作間だが「人生において大きなお花見の思い出になりそう」と山下の壮大なプランについてコメントした。

【写真・文/編集部】

『山田くんとLv999の恋をする』は2025年3月28日(金)より公開
監督:安川有果
出演:作間龍斗、山下美月
 NOA、月島琉衣、鈴木もぐら(空気階段)、甲田まひる
 茅島みずき、前田旺志郎
配給:KADOKAWA
©ましろ/COMICSMART INC. ©2025『山田くんと Lv999 の恋をする』製作委員会