オレオレ詐欺師に立ち向かうおばあちゃんを描いた前代未聞のスロー・アクション・コメディ『Thelma(原題)』が『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』の邦題で6月6日(金)より公開されることが決定した。
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(13)でアカデミー賞®助演女優賞ノミネートを果たしたジューン・スキッブが93歳(2025年3月現在 95歳)にして、その実年齢と同じ93歳のおばあちゃんを演じた本作では、電動スクーターでのカーアクションや、銃撃などアクションもすべて自身でこなしている。仲良しの孫が逮捕されたと聞き、1万ドルの保釈金を送るように指示されたテルマおばあちゃん。典型的“オレオレ詐欺”に引っかかってしまった彼女だが、そこでヘコたれない。何とか犯人を突き止め、大金を取り戻すことを決意する。トム・クルーズの「ミッション:インポッシブル」にも背中を押され、テルマにとって人生初の大冒険が始まった……。
ジューン・スキッブは舞台でキャリアを積み、1990年にはウディ・アレン監督『アリス』に60歳で映画初出演。2013年の『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』では84歳でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。そんなジューンは、本作が初の主演映画。声優として参加した『インサイド・ヘッド2』(24)など近年は出演作が多数あり、スカーレット・ヨハンソンの初監督作『Eleanor the Great』でタイトルロールのエレノアを演じ、2025年の第97回アカデミー賞でスカーレット・ヨハンソンと共にプレゼンターを務めている。
テルマの日常の面倒をみる愛すべき孫のダニエル役は、フレッド・ヘッキンジャー。2024年は本作以外に『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』、『クレイヴン・ザ・ハンター』、アカデミー賞作品賞ノミネートの『ニッケル・ボーイズ』と話題作に立て続けに出演した、いま最も勢いのある若手スターだ。テルマの娘ゲイルに『ボーはおそれている』(23)などのパーカー・ポージー、彼女の夫アランには、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で最長を誇るシリーズ「エージェント・オブ・シールド」(13~20)の主人公コールソン捜査官で知られるクラーク・グレッグが扮している。
また『時計じかけのオレンジ』(71)などのレジェンド俳優、マルコム・マクダウェルが映画の後半でキーパーソンとして登場。さらにテルマと行動を共にするベン役は、『黒いジャガー』(71)の主演などで、1970年代の“ブラックスプロイテーション”のジャンルを牽引した、こちらも伝説の俳優、リチャード・ラウンドトゥリー。2023年10月に亡くなった彼にとって、これが遺作となった。監督・脚本を手掛けた、本作が長編初監督のジョシュ・マーゴリンが、自身の愛する祖母テルマとの実体験を基に脚本を書き上げた。
2024年のサンダンス映画祭で上映されるや話題沸騰し、米映画批評サイトのロッテントマトでは98%(批評家)の高評価を記録。最高齢のアクション、社会問題になっている特殊詐欺へのリベンジ…と痛快なノリで突っ走り、気がつけばテルマを中心 に自分の殻を破るチャレンジに勇気がもらえて思わず笑い泣き!登場人物のほとんどがそれほど速く動けない前代未聞のスロー・アクション・コメディが誕生。
今回解禁された予告編は、オレオレ詐欺からの電話を受けるテルマから始まる。刑務所にいるという孫の為に急いで1万ドルをポスト投函してしまうテルマ。すっかり騙されたことに気づくと、落ち込むどころかリベンジを決意!お金を取り戻そうと電動スクーターを走らせる!お互いに年を重ねた旧友ベンや、愛する孫のダニエルを中心とした家族との心の交流も見受けられる。ジューンが自らこなしたというアクションシーンも盛りだくさんで、テルマと一緒に出かける大冒険を予感させる内容となっている。
本予告編
ショート予告編
『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』は2025年6月6日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国で公開
監督・脚本:ジョシュ・マーゴリン
出演:ジューン・スキッブ、フレッド・ヘッキンジャー、リチャード・ラウンドトゥリー、パーカー・ポージー、クラーク・グレッグ、マルコム・マクダウェル
配給:パルコ ユニバーサル映画
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