『エミリア・ペレス』の本編映像が解禁された。

本当の自分になりたいと願い女性として新たに生きることを決意したメキシコ最恐の麻薬王と、彼女との出会いで運命を切り開いていく3人の女性たちの姿を名匠ジャック・オーディアール監督がミュージカル仕立てで描いた本作。出演するのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで広く愛され、本作でゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞したゾーイ・サルダナ、主演でカンヌ国際映画祭において、トランスジェンダーの俳優として初めて女優賞を受賞したカルラ・ソフィア・ガスコン、全米の若者から絶大な人気を誇るセレーナ・ゴメス、そして国際的に活躍するメキシコ出身のアドリアーナ・パス。72歳のベテラン監督が瑞々しい感性で新境地を切り開き、破天荒なストーリーを圧巻のミュージカル・エンターテインメントへと昇華させた。

今回解禁された本編映像は、セレーナ・ゴメスが歌う劇中曲「Mi Camino」のシーン。本作でセレーナが演じるのは、メキシコの麻薬王・マニタス(カルラ・ソフィア・ガスコン)の妻であり、二人の幼い子どもの母親であるジェシー。今回解禁された映像では、ジェシーが昔の恋人グスタボとの蜜月の時間を過ごしながら、「Mi Camino」を歌い踊る印象的なシーンが収められている。クラブのカラオケのような雰囲気の中、グスタボと絡み合いながら情熱的に歌い上げる彼女は、この瞬間だけは誰にも縛られず、一人の女性として自由でありたいという欲求を炸裂させる。

しかし、その姿を弁護士のリタ(ゾーイ・サルダナ)に目撃されてしまう。このシーンで歌われる「Mi Camino」の歌詞には、「ありのままの私を愛したい」というジェシーの心情が強く込められており、この瞬間の感情と欲求が、やがてストーリーを大きく動かすこととなる。また本楽曲は第97回アカデミー賞歌曲賞にもノミネートされた。
音楽を手掛けたクレモン・デュコルは、本作の楽曲制作について「セレーナ・ゴメスのポピュラー・ミュージックは、すでに撮影が始まっているときに作曲された。監督は彼女の物語を伝えるような、新鮮で深みのある歌を求めていた。彼女のドキュメンタリー映画『セレーナ・ゴメス My Mind and Me』を観るべきだと提案したんだ。これが『Mi Camino』に影響を与えた」と語っている。

セレーナ・ゴメス自身も、本作で初めて母親役に挑戦し、役作りについて「私は子供がいないので、母親であることについてきちんと答えることはできない。でも、私は女性に対して大きな尊敬の念を抱いている。なぜなら、私たち女性は何でもこなせるから。私はゾーイを見て、彼女が素晴らしい母親でもあり、素晴らしい女優でもあることに感動した」とコメント。また本作でミュージカルにも初挑戦したセレーナ。歌と演技の関係について「歌っているときは間違いなく演じている。歌詞に没頭して、まるで役柄を演じている気分になるから。この映画では、私の知らないスタイルのダンスを体験した。とても手が込んでいて素晴らしかった」と振り返っている。

本編映像

『エミリア・ペレス』は全国で公開中
監督・脚本:ジャック・オーディアール
出演:ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメス、アドリアーナ・パス
配給:ギャガ  
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