『山田くんとLv999の恋をする』の公開記念舞台挨拶が3月29日(土)にTOHOシネマズ日本橋で行われ、作間龍斗(山田秋斗役)、山下美月(木之下茜役)、NOA(佐々木瑛太役)、月島琉衣(佐々木瑠奈役)、甲田まひる(前田桃子役)、鈴木もぐら(鴨田たけぞう役)、前田旺志郎(岡本武明役)、安川有果監督が登壇した。

原作はマンガアプリ「GANMA!」!コミックスマート株式会社)で連載中の同名作品。2023年にはTVアニメ化され、雑誌「Seventeen」2024夏号の「STスーパーアンケート2024」でJKが選ぶ「ドラマ化・映画化してほしいマンガ」1位にも選出されている。彼氏に振られたばかりの大学生・茜(山下美月)がネトゲで出会ったのは、超塩対応の高校生プロゲーマー・山田(作間龍斗)。しかし、無愛想で冷たいやつだと思っていた山田は実は“最強ギャップ男子”だった!!いつもは超塩なのに、ふとしたときに垣間見える山田の無自覚な優しさに少しずつ惹かれていく茜。だが、相手は“恋愛に興味ゼロ”なのに“とにかくモテまくる”難攻不落の強敵で…。第一印象最悪から始まった史上最高恋愛難易度の山田との恋は、はたして攻略できるのか―。

撮影では「焼肉のシーンが思い出深い」というNOAは「撮影前に飲み物を飲みながら会話をしたんですけど、ご飯を行く機会がなかったからこそ、仲良くなれた瞬間かな」と振り返った。

その焼肉のシーンの撮影について月島は「撮影が終わってほしくないと思うくらい一緒にいて。終始笑いも絶えなかったのでみなさんともっと距離も近づいた気がして」と共感していた。一方でその焼肉は「あまり食べられなかった」という月島だが、山下は「私はめっちゃ食べちゃいました。NGテイクもあったのでお腹いっぱいになるくらいいただきました」と笑いを誘った。

さらに鈴木は「打ち上げやってる感じだった」と明かしつつ「食えなくて。食うシーンがなかったので。うまそうに食うのをずっと見て」と撮影を振り返り、「食い物の恨みは残っています」と笑いを誘った。

そんな撮影では「スタッフさんとキャストの距離が近かった」という山下は「家族みたいに温かくやっていました」と撮影現場の雰囲気について語った。

本作にちなんで、“初めは最悪だったけど今思えば運命的な出会い”を聞かれると、「プライベートで仲がいい大親友との出会いが最悪で」という山下は中学1年生の際に駅のホームで「同じ学年の子だと思って、バッグについているキーホルダーがかわいくて友達になりたくて『そのキーホルダー、めっちゃかわいいじゃん』って言ったら先輩だったんです。『はっ』と思ったんですけど、そこから仲良くなって10年以上の親友になって。運命的な出会いでした」と明かしつつ、当時は「死んだって思いました」と苦笑した。

「小学生の頃は勉強が苦手で、今は現役高校生で勉強があるからこそお仕事も頑張ろうと思える」と話す月島は「両立していることに充実感を感じていて。勉強するのが大事かなと思っています」というと、共演者からは「えらい」「素晴らしい」と声が寄せられ、さらに山下は「文化祭の撮影の次の日が英検だったんだよね。素晴らしい、よくできた子なんです」と絶賛した。

【写真・文/編集部】

『山田くんとLv999の恋をする』は公開中
監督:安川有果
出演:作間龍斗、山下美月
 NOA、月島琉衣、鈴木もぐら(空気階段)、甲田まひる
 茅島みずき、前田旺志郎
配給:KADOKAWA
©ましろ/COMICSMART INC. ©2025『山田くんとLv999の恋をする』製作委員会