増子敦貴、ロンドンで撮影した3rd写真集「新しい世界を見ることができた」

増子敦貴3rd写真集『Liberty』の発売記念イベントが3月30日（日）に都内で行われ、取材会に増子敦貴が登壇した。

ダンス＆ボーカルグループ・GENICのメンバーとしてのみならず、ドラマ「体感予報」や「Qrosの女スクープという名の狂気」などの映像作品で俳優としても大きく飛躍する増子敦貴の3冊目となる写真集。本作は増子が出演する舞台『千と千尋の神隠し』の公演先として訪れたイギリス・ロンドンの地と、神奈川県の三浦海岸周辺で撮影。ロンドンでは“増子敦貴らしさ”たっぷりに海外滞在を天真爛漫に楽しむ姿から、100年以上続く伝統的なパブでスーツを着用した大人なカット、さらに現地ならではのアートなストリートを躍動するカットなど、超美麗カットを撮影。一方、日本での撮影はベッドでの転寝や、海辺の散歩など、休日をまったりと楽しむ等身大感たっぷりのカットなども盛りだくさんとなっており、増子敦貴の多彩な表情を堪能できる一冊となっている。

イギリス・ロンドンと、神奈川県の三浦海岸周辺で撮影された今回の写真集。出演した舞台『千と千尋の神隠し』で「初めてロンドンの地に行かせていただいた」という増子は「大変なことも楽しいこともたくさんあった期間」と振り返り、「日本で見える大空があったり、でも違う文化があったり。見たことがない景色が広がっていた」と語った。また、その経験をきっかけに「お仕事とかいろんなことに対して挑戦して失敗したことが、ちっぽけなことでしかないんだなと感じた。世界が広がった分、挑戦心を忘れないで生きていけると感じたので、ロンドンに行ったときに増子敦貴が解放された気分になって、新しい世界を見ることができた」とタイトルに込めた思いを明かしつつ、「ロンドンで行ったデパートの名前が“Liberty”だった」と笑いを誘った。

ロンドンでの撮影は「ロンドン公演が終わった次の日くらいに撮ったので、『千と千尋の神隠し』の千秋楽を終えて、まだ日本に帰りたくないような感情のまま楽しんでいた時期」が収められているという。その中でも「観覧車に乗っているシーン」が印象的だという増子は「怖い、高い、楽しいみたいな表情がコラージュされている。観覧車が2周くらい回ったら撮り切れるくらいだったのに、現地のスタッフさんがすごい回してくれて止めるのが申し訳なくなってしまって。6周、7周くらいずっとカメラマンさんと回っていました」と明かした。

ロンドンでの撮影は「文化がとても違うことが印象的」といい、「味わったことがない世界観で、とてもうきうきした気分でいっぱいだったんですけど同時に日本の良さも知ることができた」と振り返り、「“ロンドンは俺の街だ”って感じで歩いていました」と笑いを誘った。

そのロンドン公演への出演については「夢にも思っていなかったので人生何が起こるか分からないというのが正直な感想」と驚きを隠せない様子で「これからも何が起こるかわからない人生の中で、いろんな出来事を体験して、一つでも多くの感動を味わって皆さんと共有できたら幸せ」と笑顔を見せた。さらに同作品は上海公演も発表されているが「プレッシャーも感じますし、日本公演、ロンドン公演が成功したからこそレベルアップした『千と千尋の神隠し』とともにハク様をお届けできるように。素晴らしいハク様を演じられるように頑張りたい」と意気込みたい。。また、「食が好き」という増子は「いろんな火鍋やさんを巡って共演者の皆様と楽しみたい。あとは行ったことがない道を歩きたい」と語った。

【写真・文／編集部】