『アマチュア』のワールドプレミアが3月31日[現地時間]にイギリス・ロンドンで行われた。

ラミ・マレックが演じるのは、CIA最高のIQを持つが、仲間ゼロ、殺しの能力ゼロの“スパイ映画史上最も地味な”主人公チャーリー。愛する妻と平穏な日々を過ごしていたが、ロンドン出張中の妻がテロリストによって命を奪われたことで、すべてが変わる。「妻を殺した奴を見つけて、自らの手で裁きを下す」と最愛の妻を殺したテロリストたちへの復讐を決意し、チャーリーはCIAの教官ヘンダーソン大佐に特殊スパイとしてのトレーニングを志願。チャーリーはCIAにすら予測不能な“彼ならではの方法”で、ヨーロッパ各地に潜むテロリストたちを追い詰めていくが、その裏には驚くべき陰謀が隠されていた…。

今回行われたワールドプレミアには、来日が決定している主演のラミ・マレックとジェームズ・ホーズ監督に加え、チャーリーに殺しの術を教えるCIA教官ヘンダーソン役のローレンス・フィッシュバーン、チャーリーの復讐の鍵を握る謎の女性インクワライン役のカトリーナ・バルフら超豪華キャスト&製作陣が集結し、公開を待ち望む大勢のファンとともに新たなスパイの誕生を盛り上げた。

鮮烈なキャラクターと歌声で世界を歓喜で包み込んだ『ボヘミアン・ラプソディ』以来の主演となった本作をひっさげて、スパイらしいシックなスーツスタイルでファンの前に登場したラミは「この映画にプロデューサーと俳優として5年以上取り組み、長い時間がかかりました。ラブストーリーであり、アクション映画であり、スリラーであり、ユーモアも満載で、世界中も旅するしね。あらゆる要素が詰まった作品です」とついに公開を迎える喜びを明かした。さらに殺しの能力0のアマチュアスパイというスパイ映画にとって全く新しい主人公チャーリーについて「彼はとても誠実な人だ。最愛の人の死を悲しんでいて、愛する人が忘れ去られないようにどんなことでもするし、予想外のヒーローになります。銃を抜かずに復讐に挑むキャラクターを見るのは素晴らしいです!」とその魅力を熱弁し、新たなスパイ像の誕生に期待を覗かせた。

『ボヘミアン・ラプソディ』での来日プロモーション以来、大の日本好きとなったラミは本作で7年ぶりの再来日が決定しており、9日(水)に行われるジャパンプレミアイベントにも登壇予定。念願の再来日が目前に迫り「まず、日本の皆さんには『ボヘミアン・ラプソディ』でのサポートに感謝しきれないほど感謝しています。『アマチュア』でも同じように応援していただけると嬉しいです!なぜなら、この映画は大きなスクリーンで楽しむべき素晴らしい作品だからです。皆さんと同じ時間を共有できることを楽しみにしています!またすぐに会いましょう。ありがとう!」と日本で待つファンに向けて熱いメッセージを送った。

そして本作で監督を務め、ラミと共に来日することが発表されているジェームズ・ホーズは「日本の皆さんこんにちは。間もなく『アマチュア』が公開され、本作ではラミ・マレックとローレンス・フィッシュバーンが最高の演技を見せています。キャラクターが際立っていて、ユーモアもあり、大画面ならではのスリルもあります!そして来週には私も日本に行き、プレミア上映会に出席します。楽しみにしているよ!」と、来日への期待と共にキャスト陣の並外れた演技力を賞賛。

チャーリーの師でありながらヨーロッパを渡り歩くチャーリーを追う立場でもあるヘンダーソン大佐を演じ、映画『TINA ティナ』でアカデミー賞®主演男優賞にノミネートされた経歴を持つ名優ローレンス・フィッシュバーンは「私はラミと出会ったときから一緒に仕事をしたかったんです!彼が『ボヘミアン・ラプソディ』を撮ろうとしていた頃に、彼がこの映画に出演すると聞いて『一緒にやらないか?』と誘われ、「うん、やろう」と答えました。驚きの連続だったよ!」とアカデミー賞®主演男優賞受賞者であるラミとの共演が決まった時の裏話を振り返り、ハリウッド屈指の演技力を持つ2人が劇中で見せる演技合戦にも大きな期待が寄せられている。

最後にラミは公開を心待ちにする観客に向けて「観客の皆さんは、過小評価され愛する人のために並外れたことをする“最も予想外のヒーロー”チャーリーの立場に自分を置き、おそらく強い衝撃を受けると思います!」と、予測不能な復讐劇に期待を込めて熱く締めくくった。

【提供写真、オフィシャルレポート】

『アマチュア』は2025年4月11日(金)より全国で公開
監督:ジェームズ・ホーズ
出演:ラミ・マレック、ローレンス・フィッシュバーン、レイチェル・ブロズナハン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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