大迫力の映像で贈るノンストップサスペンス――Netflix映画『新幹線大爆破』の場面写真、メイキング写真、相関図が解禁された。

『シン・ゴジラ』など、これまでも多くのスペクタクルな映像と人間ドラマを融合させてきた樋口真嗣監督。原作となる同名タイトルの大ファンである樋口が、“リブート”という形で現代社会への再構築として大幅アレンジ。主人公である、はやぶさ60号車内で爆破を回避すべく奮闘する車掌・高市を演じるのは、『日本沈没』でも樋口監督とタッグを組んだ草彅剛。そして、JR東日本の特別協力により実際の新幹線車両や施設を使用した撮影が実現。リアルな映像と最新のVFXを融合させた大迫力の映像でおくる、息もつかせぬスリルと緊張感溢れるノンストップサスペンスエンターテインメント『新幹線大爆破』が誕生した。

本作の魅力として挙げられるのは、ポスタービジュアルにも映し出される豪華キャスト陣。新幹線に乗りこむ個性的なキャラクターを、豪華キャスト陣が圧巻の演技力で演じ上げる。主人公となる車掌・高市を演じるのは、樋口監督との本格的なタッグは『日本沈没』以来となる草彅剛。常に草彅の活躍に注目をしていた樋口だったが、ここ数年の目覚ましい評価の高まりをみている中で「ぜひまた一緒に新作!をとの思いがメラメラと芽生え」、再タッグに至ったのだという。

メイキング写真

草彅と共に新幹線に乗り合わせたもう一人の車掌・藤井は、「高市に厳しく指導されながらも愛される後輩キャラ」というイメージに合ったという、細田佳央太が演じる。運転士の松本を演じるのはのん。彼女の監督としての現場を見た樋口が、「俳優の時にはみせないような監督としての強く厳しく凛々しい一面」に役どころを重ね合わせオファーをしたそうだ。

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爆弾の恐怖におびえる乗客たちも個性派揃い。起業家YouTuber・等々力には、「トリックスターでありながらもどこかつかみどころのない」様子を上手く出せるのではと要潤を起用。衆議院議員・加賀美を演じる尾野真千子には、「いい意味でのびのびと暴れてほしい」とお願いしたのだという。そして、事件に巻き込まれた新幹線を、指令所のリーターという立場から救出しようとする笠置を演じるのは斎藤工。「優秀で若くして重責を担う立場に置かれた笠置の、責任感と同時に若さゆえの危うさを兼ね備えた」という難しい役どころを、監督が全幅の信頼を置く斎藤が演じきる。豪華キャスト陣が演じる個性的なキャラクターが、作品にオリジナリティを持たせる。

予告映像を見た鉄道ファンの間では既に大きな話題を呼んでいるが、本作に説得力を持たせた最大の要因ともいえるのが“JR東日本特別協力”だ。本プロジェクトの「エンタメで東日本を盛り上げたい」という熱い気持ちに共鳴し、75年の原作では成しえなかった、協力が得らることとなった。これにより、実際の駅舎での撮影や、運行しているはやぶさを貸切っての撮影など、異例ずくしともいえるロケーションが可能になり、作品のリアリティは最大限に引き上げられた。

そして本作は、1975年に劇場公開された『新幹線大爆破』を原作に、ストーリーを再構築するというリブートという形で現代によみがえった。公開当時から原作の大ファンであったという樋口真嗣がリブートを手がける際に注目したのは「警察は犯人を捕らえられるが、新幹線で起きること自体を解決できるのは鉄道人だけ」だということ。さらに「事件解決に向けての方策、アイディアが次々に繰り出されるような展開」にすることで、作品はさらにノンストップ感を増すことになった。

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本作では「パニックになる乗客」にもスポットを当て、事件に巻き込まれた人々の目線で作品を体感できる。原作ファンである樋口真嗣監督ならではの目線での【リブート】が、本作の魅力を最大限に引き上げている。爆弾が仕掛けられた新幹線を舞台に描かれる、緊張感溢れたノンストップサスペンスエンターテインメント、Netflix映画『新幹線大爆破』は4月23日独占配信開始。

Netflix映画『新幹線大爆破』は2025年4月23日(水)よりNetflixにて世界独占配信
監督:樋口真嗣
出演:草彅剛、細田佳央太、のん、要潤、尾野真千子、豊嶋花、黒田大輔、松尾諭、大後寿々花・尾上松也、六平直政、ピエール瀧、坂東彌十郎/斎藤工