原作者・トマトスープ お祝いイラスト
©トマトスープ(秋田書店)2022


トマトスープ原作で、「スーフル」(秋田書店)連載中の『天幕のジャードゥーガル』がTVアニメ化されることが決定した。

『天幕のジャードゥーガル』は、13世紀のモンゴルを舞台に繰り広げられる後宮譚。モンゴル帝国の捕虜となった元奴隷の少女・シタラ(ファーティマ)が、同じくモンゴル帝国に対して複雑な思いを抱く、モンゴル皇帝の第6夫人・ドレゲネと出会い、知恵を駆使して帝国を揺るがしていく様子を描いたストーリー。宝島社「このマンガがすごい!2023」オンナ編で第1位を獲得、さらに「マンガ大賞」に2023年と2024年の2年連続でランクインを果たすなど、今大注目の歴史マンガ。

TVアニメ化にあたり、『ダンダダン』や『平家物語』、『映像研には手を出すな!』など、その圧倒的クオリティで世界中から高く評価されているサイエンスSARUがアニメーション制作を手掛け、テレビ朝日系にて放送される。

また、原作者・トマトスープからお祝いイラストとコメントが到着した。待望のTVアニメ化決定を受け、原作者・トマトスープ氏からアニメ化への熱い想いがつまったコメントと、お祝いイラストが寄せられた。お祝いイラストには、昔のカートゥーン調のタッチで、草原や天幕を背景にアニメ化をお祝いする可愛らしいシタラとドレゲネが描かれている。シタラのそばで一緒に喜んでいる仔羊の姿も印象的だ。

トマトスープ(原作者)コメント

『天幕のジャードゥーガル』を描き出す10年以上前、モンゴル帝国の歴史にはまった私は「こんなアニメがあったらいいのに」と思いました。そして、もしアニメが作られるならどんなキャラクターでどんな話が展開されたらいいだろう、と頭の中の一人遊びが始まりました。
アニメは作れないけれど、漫画なら一人でも描ける。コピー用紙の裏に描き始めたアイデアはだんだん溜まっていき、いつのまにかコミックスになりました。そして今、本当にアニメになろうとしています。ここまでの道のりに手を差し伸べてくださった全ての方に感謝いたします。
これからはアニメチームの手へ渡り、飛び立っていく『天幕のジャードゥーガル』を私も楽しみに応援したいと思います。

さらに原作マンガのイラストを使用した特報PVが解禁された。西アジア風の音楽に乗せ、シタラとドレゲネ、そして本作の物語を紹介する内容となっている。PVの中では、TVアニメのタイトルロゴも公開。原作マンガのロゴとはまた違った、それでいて作品性を表現しつつTVアニメへの期待が膨らむロゴとなっている。

特報PV

『天幕のジャードゥーガル』
©トマトスープ(秋田書店)/天幕のジャードゥーガル製作委員会