製作:A24×主演:セバスチャン・スタン×監督:アーロン・シンバーグで贈る『A Different Man(原題)』が『顔を捨てた男』の邦題で7月11日(金)より公開されることが決定した。
顔に極端な変形を持つ、俳優志望のエドワード(セバスチャン・スタン)。自分の気持ちを閉じ込めて生きる彼は、ある日、外見を劇的に変える過激な治療を受け、念願の新しい顔を手に入れる。別人として順風満帆な人生を歩み出した矢先、目の前に現れたのは、かつての自分の「顔」にそっくりな男オズワルドだった。その出会いによって、彼の運命は想像もつかない方向へと逆転していく—。
これまで『ミッドサマー』、『LAMB/ラム』、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』などの独創的な作品で映画史を塗り替えてきたスタジオA24が、気鋭アーロン・シンバーグ監督の才能に惚れ込み、初のタッグで誰も観たことのない衝撃の異色作を完成させた。主演は、『サンダーボルツ*』、『アベンジャーズ』シリーズ、『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』のセバスチャン・スタン。本作では、アカデミー賞®にもノミネートされた特殊メイクを施し、容姿が変わっていく主人公エドワードの複雑な心情を熱演。見事、ベルリン国際映画祭、ゴールデングローブ賞で主演俳優賞に輝いた。共演には『わたしは最悪。』のレナーテ・レインスヴェ、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』アダム・ピアソンら実力派が集結した。
顔が変われば、なりたい自分になれるのか──?「ルッキズム(外見至上主義)」をブラックなユーモアを効かせながら痛烈に風刺した本作は、サンダンス国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに瞬く間に話題となり、「価値観を覆す傑作(IndieWire)」、「デヴィッド・リンチを彷彿とさせる(Awards Radar)」、「予測不能な展開(Daily Telegraph)」と海外メディアも絶賛。全米では4館からスタートした上映が265館に拡大し、観る者を驚きと興奮の渦に巻き込んだ。ありのままの自分を置き去りにし、誰もが「理想の自分」を演じて生きる現代に突きつける、究極の不条理劇が日本に上陸する。
今回解禁された予告編では、エドワードが劇作家志望の隣人イングリッド(レナーテ・レインスヴェ)に惹かれながらも、自分の容姿を気にして彼女への想いも、役者への夢にも一歩を踏み出せずにいる様子から幕をあける。一転、過激な治療を受けて、別人に生まれ変わったエドワードの目の前に、過去の自分にそっくりな「顔」にも関わらず、正反対の明るい性格で周りの人を魅了するオズワルド(アダム・ピアソン)が現れ、歯車が狂っていく様子が映し出される。全編16mmフィルムで撮影された雰囲気のある映像も相まって、独創的な世界観と予測不能な展開に期待が膨らむ映像となっている。
90秒本予告映像
30秒ショート予告映像
『顔を捨てた男』は2025年7月11日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開
監督・脚本:アーロン・シンバーグ
出演:セバスチャン・スタン、レナーテ・レインスヴェ、アダム・ピアソン
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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