大迫力の映像で贈るノンストップサスペンス――Netflix映画『新幹線大爆破』の場面写真とメイキング写真が解禁された。
『シン・ゴジラ』など、これまでも多くのスペクタクルな映像と人間ドラマを融合させてきた樋口真嗣監督。原作となる同名タイトルの大ファンである樋口が、“リブート”という形で現代社会への再構築として大幅アレンジ。主人公である、はやぶさ60号車内で爆破を回避すべく奮闘する車掌・高市を演じるのは、『日本沈没』でも樋口監督とタッグを組んだ草彅剛。そして、JR東日本の特別協力により実際の新幹線車両や施設を使用した撮影が実現。リアルな映像と最新のVFXを融合させた大迫力の映像でおくる、息もつかせぬスリルと緊張感溢れるノンストップサスペンスエンターテインメント『新幹線大爆破』が誕生した。
今回、本作の大きな魅力の一つである「鉄道」にフォーカスした場面写真とメイキング写真が解禁された。爆弾が仕掛けられこの作品の舞台となる「はやぶさ60号」の前に立つ、車掌・高市(草彅剛)を収めたカットや、新幹線の中の客席の様子など、どの場面写真も、目を凝らして隅々まで見たくなるものばかりだ。
中でも予告映像が解禁された当初から話題を集めていたのが、「ALFA-X」。時速360km運転を目指して開発された、JR東日本の次世代高速試験車両だが、本作では劇中で重要な場面に登場。そしてE5系「はやぶさ」と併走するという、本作でしか見ることのできない超貴重なシーンを収めた場面写真も惜しげもなく解禁された。
ここまでリアルな映像が収められたのは、JR東日本による「特別協力」があったからだ。撮影のため、“はやぶさ60号”を実際に貸切、臨時列車として特別ダイヤで走行。上野~新青森間を計7往復したという。そして、新青森駅や盛岡駅、八戸駅をはじめ、盛岡新幹線車両センターでのロケも敢行。さらに、高市(草彅剛)と藤井(細田佳央太)がはやぶさ60号に乗車するまでの撮影は早朝から昼過ぎにかけてホームを貸切にし、八戸駅や盛岡駅での撮影にあわせ、実際の支社の方々も出演者として参加した。
2024年2月に始まった撮影は、入念な下準備のもとに行われた。本作で「鉄道人」を演じた草彅剛、細田佳央太、のんの3人は、撮影前に東京新幹線車両センターを訪れ、実際の業務や装置について一から学ぶことで、細やかな所作から精神の部分においても「鉄道人」として徹底的に“本物”に近づく準備をおこなった。撮影現場でも、乗客優先の行動、点字ブロックへの配慮など、実際の鉄道現場での意識や精神を徹底的に刷り込んでから撮影が行われた。「JR東日本特別協力」により、鉄道を舞台にした作品の中で一番といっても過言ではない程リアルな映像となり、さらにそこで起こる大事件は緊張感が溢れ引き込まれるものになった。
Netflix映画『新幹線大爆破』はNetflixで独占配信中
監督:樋口真嗣
出演:草彅剛、細田佳央太、のん、要潤、尾野真千子、豊嶋花、黒田大輔、松尾諭、大後寿々花・尾上松也、六平直政、ピエール瀧、坂東彌十郎/斎藤工