奥平大兼&出口夏希 W主演『か「」く「」し「」ご「」と「』の場面写真が解禁された。
本作は、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の、純度100%の尊い日々を描く青春ラブストーリー。住野よるの原作は累計発行部数80万部を突破し、2017年の原作発売から若者を中心に根強い人気を誇る。W主演を務めるのは奥平大兼と出口夏希。奥平は引っ込み思案で自分に自信の持てない主人公・京を、出口は底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う・三木直子(通称ミッキー)を演じる。さらに、体育会系でいつも明るく笑顔な人気者・高崎博文(通称ヅカ)役に佐野晶哉(Aぇ! group)、予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文(通称パラ)役に菊池日菜子、内気で控えめな性格である日突然学校に来なくなる宮里望愛(通称エル)役に早瀬憩と、勢いのある若手キャストが集結した。メガホンをとったのは中川駿監督。
今回解禁されたのは、菊池日菜子演じる黒田文ことパラの写真。出口夏希演じる三木直子こと、ミッキーを一番近くで見守りながら、どこかいつもマイペースで予測不能なキャラクターであるパラ。素の自分と、なりたい自分の間で悩みながら、その二者の間にも何層ものグラデーションがあるキャラクター。そんな5人の中でも最も難しい役どころに抜擢されたのは、『月の満ち欠け』で大泉洋と柴咲コウの娘役を堂々と演じた菊池日菜子。
今回解禁された写真でも、教室での明るい姿から、涙を溜めた切実な目で誰かを見つめる姿、そしてどこか少女の危うさを感じさせるほど儚げに窓を見つめる姿も解禁され、まさに、パラの内に秘めたグラデーションを感じさせる。中川監督も、「エネルギーを感じたし、頭で考えただけでは行けない世界まで達していたと思います」と菊池の演技を絶賛しており、見どころのひとつであるパラとヅカ(佐野晶哉)の会話のシーンでは菊池が脚本にはない演技を見せ、カットがかかった後、『菊池さんのいい芝居が引き出せた』という雰囲気で、中川監督と佐野が固く握手をかわしたという。一番近くで見ていた2人が思わず握手したくなるほどの菊池の熱演は劇場で。
『か「」く「」し「」ご「」と「』は2025年5月30日(金)より全国で公開
監督・脚本:中川駿
出演:奥平大兼、出口夏希
佐野晶哉(Aぇ! group)、菊池日菜子、早瀬憩
配給:松竹
©2025『か「」く「」し「」ご「」と「』製作委員会
©2017住野よる/新潮社