原菜乃華主演の青春ホラーエンターテインメント『見える子ちゃん』の場面写真が解禁された。
本作は、カドコミ、ニコニコ漫画、pixivコミックでの累計閲覧数8,500万回、国内発行部数300万部を突破した泉朝樹によるホラーコメディ漫画「見える子ちゃん」の実写映画化。主人公・四谷みこ役には、ドラマ&映画『【推しの子】』(2024)にも出演して注目の原菜乃華、みこの親友の百合川ハナ役にはモデルや女優として多彩な才能を発揮し続ける久間田琳加、二暮堂ユリア役にはSNS総フォロワー数700万人を超え現在女優業でも急成長を遂げているなえなの。さらに映画オリジナルキャラクターである権藤昭生役には話題作に立て続けに出演し勢いの止まらない俳優・山下幸輝が加わり、個性豊かなキャスト陣が本作を彩る。
今回、主人公・みこ(原菜乃華)と、みこの親友であり、“霊を引き寄せがち”な体質をもつハナを演じた久間田琳加の場面写真が公開された。場面写真では、ある日突然霊が見えるようになってしまったみこが、クラスメイトと過ごす教室や乗客たちがのんびり過ごすバスのなかで、何かが「見えている」ように1人だけ目を丸くしている姿のほか、ハナの天真爛漫なキャラクターを象徴するような満面の笑みが印象的なカットや、数珠を手に取りキョトンとした姿が写し出される。ある日突然、霊が見えるようになってしまい不穏な表情をみせるみこと、ハナの明るく元気な魅力が詰まった写真のギャップから、平和な日常に忍びよる“何か”を感じさせる場面写真となっている。
本作のみこ役でメジャー映画初単独主演を射止めた原は、子供向けバラエティ番組「おはスタ」のおはガールで人気を集めると、その後、テレビドラマ「ナイト・ドクター」(21)で、岸優太演じる医師の妹役を好演。続けて、世界が注目する新海誠監督の大ヒット映画『すずめの戸締まり』(22)で主演・すずめの声に大抜擢されると、翌年23年にはNHK大河ドラマ『どうする家康』(23)や映画『ミステリと言う勿れ』(23)の大作に続けて出演。そして24年には話題のアニメ『【推しの子】』の実写版の有名子役としてキャリアをスタートさせアイドルとなり活躍する有馬かな役で大注目を集めた。
その熱狂が冷めやらぬ中、これまでの出演作と一味違う“霊をひたすら無視する女子高生”を本作で演じる。大躍進が止まらない原はホラーとエンターテイメント、そして青春映画の要素を併せ持つ新ジャンル映画に挑むにあたり、「監督の幽霊の動きの演出がすばらしい!」と感銘をうけたと語ると、「この角度が一番怖いっていうのを監督が知りつくしているので、『もうちょっと手をこういう向きに』や、『もうちょっと顔こういう風に下げてみて』と演出いただいて。怖い絵ができていると思います」と胸を張り、監督からの演出がみこの「見えている」ときのリアクションに反映されていることを明かす。
また、スクリーンの中でもひときわ輝く存在感を放つキャラクター・ハナを演じ、「今まで体で表現したり、声を大きく出したりする役はあまりなかったので、新たな一面を見せられたらと思って演じました」と、これまでの出演作とは一味違う役どころに挑戦した意気込みを語る久間田。「実際の自分にもすごく近い部分があって。怖がりなところや、食べることが大好きなところは、まさにハナちゃんと一緒です」と、自身と役との重なる部分も明かしている。
劇中に登場する“おばけ”については、「色んな種類のおばけが出てくるところが印象的で、それぞれ全然違う怖さがあって…慣れてはこなかったです(笑)」と、作品のスリリングな魅力にも言及。さらに、「この映画は、学生時代の青春を思い出せたり、ホラーが好きな方も楽しめたり、笑えるところや叫べるシーンもあって、いろんな方と観に行ける映画だと思います。伏線もたくさんあるので、ぜひ劇場で楽しんでください!」と見所とともにメッセージを寄せている。「見える子ちゃん」となり、霊におびえながらも平静を装うという複雑な心情を見事に体現した原と、感情の振れ幅を豊かに演じ切った久間田の新たな一面に注目だ。
『見える子ちゃん』は2025年6月6日(金)より全国で公開
脚本・監督:中村義洋
出演:原菜乃華
久間田琳加、なえなの、山下幸輝
堀田茜、吉井怜/高岡早紀
京本大我、滝藤賢一
配給:KADOKAWA
©2025『見える子ちゃん』製作委員会