今回解禁された写真


ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による「CUBE」を菅田将暉主演でリメイクした映画『CUBE 一度入ったら、最後』のオフショットが解禁された。

今なお全世界でカルト的人気を誇るヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』(1997)。20年以上の時を経て世界初公認リメイクとなった本作は、今なお語り継がれる衝撃的な設定をそのままに、原作をリスペクトしたスリリングで緊迫感みなぎる要素を緻密に張り巡らせた<完全オリジナルストーリー>を展開。主演の菅田将暉をはじめ、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎と日本屈指の名優たちが勢揃い。謎の立方体「CUBE」を舞台に、ヴィンチェンゾ・ナタリ自身もクリエイティブ協力で参加し、作品クオリティの底上げを図った劇薬系密室エンタテインメント。

今回解禁されたオフショットは、本編では見ることのできないレインボーに輝く「CUBE」の中で、この日13歳の誕生日を迎えた田代を笑顔で祝福する菅田、杏、岡田、斎藤、吉田、清水監督の7人が写されている。サプライズでメンバーからのプレゼントと、特別な「CUBE」の照明でお祝いをされた田代も「人生で一番、最高の誕生日になりました!」と当時の嬉しさを振り返っており、「CUBE」に閉じ込められ極限状態だった6人とは思えないほどの笑顔がうかがえる。

この「CUBE」の照明演出は、「NHK紅白歌合戦」などの演出も手がける中嶋達也が担当しており、本作で初めて映画の照明演出を手掛けたとのことだが、ワンシチュエーションで展開される本作の不穏な雰囲気を存分に演出し、見事に「CUBE」の世界観を作り上げ、主演の菅田も「もう一人の登場人物みたい」と表現している。

映画の中では、閉塞された「CUBE」内で次々と殺人トラップに襲われ、極限状態のなかで少しずつ本性を現していく6人。撮影中も「CUBE」のセット内に閉じ込められ緊張感が張り詰める過酷な現場となっていたが、そんな撮影の裏側では、それぞれがみんなで楽しめるアイテムなどを控室に持ち寄り、とっても和気あいあいとした楽しい時間が流れていた。

杏が持参したのはフィットネスゲーム。全員で得点を競い合うなか、ゲームを得意とする田代がダントツのトップ!かと思いきや、岡田がどんどん追い上げていくという白熱した展開で盛り上がった。さらに田代が持ち込んだ中学校の宿題を、以前、教師役を演じていた岡田が優しく教えていたという心温まるエピソードも。

他にも菅田がパズルゲーム、斎藤が足つぼマットなどのグッズを持参し現場を明るく盛り上げるなか、吉田が控室に連れてきたのは、なんと生まれたばかりの8匹の仔犬たち。劇中では緊張感あるシリアスな芝居をする6人が、実は撮影裏では可愛い仔犬たちと戯れていたのだ。映画の内容からは想像もつかない、楽しく和やかな雰囲気の現場で本作は撮影されていった。

この和やかな舞台裏の様子を斎藤工が撮影したメイキング動画は11月5日(金)より一部劇場で本作上映後に、スクリーンに映し出される指定のQRコードを読み取ると視聴可能となっている。映画を観た後に少しでも心を和ませたい方は必見の映像だ。清水監督も「現場が楽しいと、作品もよくなる」と語るように、それぞれの工夫で楽しい雰囲気を作った仲良し6人が演じるキャラクターたちの、“ぶつかり合い”や“感情の変化”などが本作の魅力の1つにもなっている。

映画『CUBE 一度入ったら、最後』は2021年10月22日(金)より全国で公開!
監督:清水康彦
出演:菅田将暉、杏、岡田将生、柄本時生、田代輝、山時聡真、斎藤工/吉田鋼太郎
配給:松竹
©2021「CUBE」製作委員会