『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015』で上映される作品は、長編部門(国際コンペティション)12作品をはじめ全部で43作品!そのほかにも関連企画としてこの映画祭ならではの特別上映もあります。ここでは国際コンペティションである長編部門の作品を紹介します。
オープニング上映
親の再婚でキョウダイになった小学生二人の離婚大作戦!
揺れ動く子どもの心を、福山功起監督が繊細に描く。
2015年/日本
監督:福山功起
出演:田畑智子、裵ジョンミョン、佐藤大志、舞優、スギちゃん
【映】18日(土)14:00
長編部門(国際コンペティション)
©TOMOHIRO TAKAHASHI
お父さんが、私のお父さんではない!?娘と父の心温まるストーリー。
四十九日の法要の後、高校生の未来に生前の母が書いた手紙が届いた。母の愛に感動する未来だったが、そこには自分の出生についての母の告白があった。未来は、自らの出生の秘密に近づいてゆく決意をする。
2015年/日本/77分
監督:高橋朋広
出演:田畑亜弥、右近良之、加瀬信行、楊原京子、田中瞳佳、月登、いとう大樹、只野あっ子、連下浩隆
【映】22日(水)10:30、【多】25日(土)17:30
©RTV COMERCIAL, Ernesto Daranas & Alejandro Perez
©Doctor Merrick Productions
貴子は、資産家の息子・悠に10年間絵を教え続けてきた。ある日悠の両親が、高校受験のために絵のレッスンの中止を申し出る。貴子はレッスンの終了を悠に告げるが、悠は長年胸に秘めてきた思いを告白する。
2014年/日本/100分
監督:久保裕章
出演:横山真弓、大内陸、高橋綾沙、高田優輝、内田量子、佐藤貢三、金橋良樹、万田邦敏
【映】20日(月・祝)10:30、【多】23日(木)14:30
©Hanae Uchida
ALSの夫と、その支えとなってともに病と闘う妻を追ったドキュメンタリー。
48歳でALS(筋委縮性側索硬化症)を発症した塚田宏は、目の動きで、妻・公子に意思を伝える。同じ病と闘っている人々が世界中にいると気づいた宏は、公子とともに、彼らに会いに行く旅を始める。
2014年/日本/83分
監督:内田英恵
出演:塚田宏、塚田公子、塚田学
【映】22日(水)17:00、【多】25日(土)11:00
©2014 The Talkies. All Rights Reserved.
©TIRISIA CINE
©Péter Szatmári
リザの留守中に、12年間仕えたハンガリー日本大使の未亡人が殺された。犯人は、リザにだけ見える元歌手のトミー谷。その後もリザの周りでは人々の死が相次ぎ、下宿人を装った刑事ゾルタンが屋敷にやってくる。
2015年/ハンガリー/98分
監督:カーロイ・ウッイ・メーサーロシュ
出演:モーニカ・バルシャイ、サバルチュ・ベデ・ファゼカシュ、デヴィット・サクライ、ピロシュカ・モルナール、ゾルターン・シュミエド
【映】21日(火)17:30、【多】25日(土)10:30
©Raymond van der Bas
父の存在を知らずに育った青年の成長と葛藤を描いた爽やかな青春映画。
母と暮らすキャスパーは、若者たちのオーケストラにピアノのメンバーとして選ばれる。そんな中、行方知れずと聞かされていた父の手がかりを見つけ、その消息を探し始めるが、同時に母のガンが判明する。
2014年/オランダ/100分
監督:テッサ・シュラム
出演:へイス・ブロム、ビルギット・スフールマン, マッシモ・ペシック
【映】20日(月・祝)11:00、【多】22日(水)14:00
©QUAD FILMS
聖夜のパリを舞台にした、泥棒と少年のキュートな物語。
サンタ・クロースとソリに乗ることを夢見る少年アントン。クリスマス・イブの夜、彼の部屋のバルコニーに、サンタ・クロースの恰好をした泥棒が落ちてくる。そのとき、二人のひと晩かぎりの冒険が始まった。
2014年/フランス/81分
監督:アレクサンドレ・コフレ
出演:タハール・ラヒム、ビクター・カバル、アネリーズ・エスム、マイケル・アビテブール、フィリップ・リボット、アメリー・グレン、ミリエル・セハス
【映】20日(月・祝)14:00、【多】24日(金)11:00
©Intermedia Network
サッカーにかける男たちの愛と友情。今、熱い戦いが幕を開ける。
1930年、第一回W杯が南米ウルグアイのモンテビデオで開催された。強豪のヨーロッパチームが船での長旅を理由に辞退する中、誰にも期待されていなかったユーゴスラビアチームが世界中を驚かせる。
2014年/セルビア/139分
監督:ドラガン・ビエログルリッチ
出演:ミロシュ・ビコビッチ、 ペーター・ストロガル、アーマンド・アサンテ、ビクトル・サビッチ、エレーナ・マルチネス
【映】19日(日)17:00、【多】22日(水)11:00
©Attila Takács
©Savage Productions
刑務所から釈放された叔父と睡眠障害の少女が心を通わせてゆく。その結末とは?
母の死によりひとりぼっちになったステイシー。彼女の面倒を見ることを条件に、刑務所から恩赦で釈放された叔父のウィル。ウィルは田舎町に移り住み、ステイシーの父親代わりになろうとするのだが・・・。
2015年/アイルランド/81分
監督:マーク・ヌーナン
出演:ローレン・キンゼラ、エイダン・ギレン、エリカ・サント、ジョルジェ・ピステラーヌ
【映】21日(火)14:30、【多】25日(土)17:00
【映】・・・映像ホール、【多】・・・多目的ホールでの上映です。どちらもSKIPシティ内(埼玉県川口市)にあります。
若手映像クリエイターの登竜門!
世界に先駆けて、デジタルシネマにフォーカスした国際映画祭として2004年より開催されており、今年で第12回を迎えます。国際コンペティションである長編部門は、長編映画制作本数が4本以内の監督を対象としており、次代を担う新たな才能の発掘を目指しています。
本映画祭では長編部門が12作品、短編部門が12作品、アニメーション部門が14作品、それ以外に5作品の合計43作品が公式上映されます。そのほかにも、埼玉県ならではの「コバトンTHEムービー上映会」などのイベント上映があります。
公式上映作品はすでに発売されている前売券や当日券を購入することでだれでも見ることができます。またイベント上映は無料上映のものもあります。
チケットについてはこちらをご覧ください
『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015』
SKIP CITY INTERNATIONAL D-Cinema FESTIVAL 2015
会期:2015年7月18日(土)~26日(日)
会場:SKIPシティ(埼玉県川口市)、こうのすシネマ(埼玉県鴻巣市)、彩の国さいたま芸術劇場(埼玉県さいたま市)
上映作品:長編部門(国際コンペティション)12作品、短編部門(国内コンペティション)12作品、アニメーション部門(国内コンペティション)14作品ほか